NECESSARY EVIL

生まれ変わりました。necessary evilとしての人間になりたいです。百合作品を筆頭に、アクション映画、アニメ、マンガ、ゲーム、野球など雑多に書きますね。

アクション映画、アニメ、マンガ、ラノベ、ゲーム、野球など、とにかく色々。
統一感は無くとも情熱は本物です。
デザインはテーマ流用なので深い意味はないです。。。

立花館To Lieあんぐる 6巻 感想[百合作品]

こんにちは、湊柚子です。

 

百合作品の感想です。


<span style="font-size: 150%">立花館To Lieあんぐる</span>(6巻)

[著者] merryhachi

[出版] 百合姫コミックス

[あらすじ] 「プール(ポロリもあるよ)」「手錠」「オイルマッサージでリンパの流れを」と聞いて、皆さんはなにを連想するだろうか…そう、ラッキー★スケベ!ということで、シリーズ最高のスケベ度でお贈りするのがこの第6巻!  という皆さんの期待通りのお約束はおさえつつも、依子&そのあのちょっとイイ話や、このみとはなびの出会いのちょっとイイ話や、はなびのお母さんのちょっとイイ話などなどついついジーンときてしまう物語も。ホロリもあるし、ポロリもある欲張りな巻です▼(一迅社より)

 

はなび×このみ×いおりの三角関係はちょっとお休み。今回は、それ以外でmerryhachiワールドをお楽しみください。

 

プール回は実は今回が初めて。 なんか水着もちょいちょい見たことあるぞと思えば、ガッツリ水着はなかなかないんですよね。というわけで、まあ見事な水着を披露してます。個人的に好きなこのみをはじめ、みんな可愛くてドキドキですけど、誰よりもドキドキしてるのがはなび。根っからの百合っ子でムッツリって感じがして、安心しますね。しかも前巻までの色々もあって、尚更ドキドキするはなび。ウォータースライダーでこのみの股ぐらに座り、股の感触を味わうはなび。いおりが□リコン叔父から教わった肩車(股のほうを顔に当てる)をいおりにされて、股がむずむずするはなび。シリーズ最高のスケベ度は、まだこんなものではありません。

はなびたちがはしゃぐ一方、巨乳二人(依子とそのあ)は初めてしっかり向き合っていました。結果、そのあは、依子が本当に優しく天然であることを知りました。依子への抵抗感が無くなったと同時に、「私だって恋する乙女なんだからね」と、心の中で依子に宣戦布告しました。サークルクラッシャーだの玉の輿狙いだの色々ありましたが、結局はちゃんと優に想いを寄せており、これにて完全に優×依子×そのあの三角関係も完成となりました。ちょっと安心です。そのあは早々に優から手を引きそうな気もしたので。そのあの不器用さが何とも可愛いんですよね。さすがに優を振り向かせるのは難しいでしょうけど、優ならなんとかしてくれそうです。

プールから帰ったところで、はなびのお母さん登場。はなびに髪の毛と自信と気さくさを足したような女性。現在でこそ夫(はなびの父、はなびのラッキースケベは父譲りらしい)がいますけど、どうやら女子校ではおモテになった様子(「爪は短く整えておくのよ」)。高校時代の姿は必見。また別の雰囲気を感じられて、個人的にはこちらが好み。叔母(はなびの父方の姉。厳しく頑固で、はなびを橘館に入れようとしたのに立花館に住んでいると知ってお怒り)に言われて来たようですが、やはりはなびの生活を見て、と言うか元々そんなつもりはなかったでしょうが、特に立花館を出ていくということにはなりませんでした。わりとあっさりしてました。もしかすると、はなびのお母さんにはなびとこのみの馴れ初め(出会い)を回想させるために、はなびのお母さんを出したのかもしれませんね。出会いは極めて単純。引っ越し先のお隣に住んでいたこのみと仲良くなろうと積極的に近づいていくはなび。ある日このみを助けたことで、一気に距離が詰まった二人。これはさすがにはなびも忘れてて当然。子ども時代ってなんとなくこんな感じのエピソードありますからね。いちいち覚えてられないというか…。でも、このみははなびに強く惹かれて、結局、今のこの年までその想いを維持してたわけです。だから、このみはカッコいいはなび(昔)も好きで可愛いはなび(今)も好きという、ゾッコンなわけですね。

この点から、いおりだけではなく、このみについても、はなびとの恋愛模様は、基本的にこのみ側の想いの強さによって成り立ってると言えますね。普通、これくらいのエピソードでは、中3までずっと年上の同性を好きで居続けるってことはなかなかないですので。今でこそお互いドキドキしてますけど、幼なじみであるだけでは双方向の恋愛は成立しなかったでしょう。想いの強さだけでなく、このみの魅力が今の関係を成立させてるとも言えますね。

そして、シリーズ最高のスケベ度を誇るのが、次のオイルマッサージの回。特に文字で解説するようなものではありませんが、展開的には、R18作品だったら確実に百合の花が淫らに咲き乱れたと言えましょう(間接表現)。

書き下ろしは、はなびが同級生に変態と誤解されるという内容。女性専用ムッツリスケベだからあながち間違ってないかもです。

 

そういえば、「橘館Ce Lebらいふ」というのがあるらしいですね。はなびと逆で、ギャルっぽいのが、立花館ではなく橘館に住むことになってしまうという。ちょっと読んでみたいです。