趣味に期待し、人生に期待せず。

アクション映画(国外)、百合作品(主に漫画)、ダム、アイドルマスター(主にミリシタ)などレビュー的なことを書きます。

アクション映画、百合、ダム、アイドルマスター。 統一感は無くとも情熱は本物です。

トレイン・ミッション 感想[映画]

こんにちは、湊柚子です。

 

トレイン・ミッションの感想です。リーアム・ニーソン出演のアクション映画も残りちょっとです。


トレイン・ミッション(原題:The Commuter)

<キャスト>

マイケル・マコーリー:リーアム・ニーソン
ジョアンナ:ヴェラ・ファーミガ
アレックス・マーフィー:パトリック・ウィルソン
ウォルト:ジョナサン・バンクス
ディラン:キリアン・スコット
ヴィンス:シャザド・ラティフ
トニー:アンディ・ナイマン
エヴァ:クララ・ラゴ
ジャクソン:ローランド・ムーラー
グウェン:フローレンス・ピュー
ソフィア:エラ=レイ・スミス
シェリー:ニラ・アアリア
オリヴァー:コブナ・ホルドブルック=スミス
車掌サム:コリン・マクファーレン
車掌ジミー:アダム・ナガイティス
ホーソーン警部:サム・ニール
カレン・マコーリー:エリザベス・マクガヴァン
ダニー・マコーリー:ディーン=チャールズ・チャップマン
ガルシア捜査官:キングズリー・ベン=アディル

 

<あらすじ>

保険会社に務める元警官のマイケル・マコーリー(リーアム・ニーソン)は、保険会社をクビになり、それを家族に伝えるかどうか迷いながら、いつもの通勤電車に乗っていた。その電車の中で、ジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る女性がマイケルに話を持ちかけてきた。クビになったばかりで報酬に惹かれたマイケルはお金を手にしてしまうが、途中でやめようとする。しかし、家族と乗客の命を脅かされ、やめることができなくなったマイケルは、ジョアンナの指示通り、盗品の入った鞄を持つ客『プリン』を探すことになる。

 

<感想>

リーアム・ニーソンは、96時間やラン・オールナイトなどで渋くカッコイイアクションを披露する素晴らしい俳優ですが、少し前に、アクション映画からの引退を発表しています。今回のトレイン・ミッションはサスペンスアクションということで、そこまでアクションが目立つわけではないですが、残り少ないリーアム・ニーソンのアクション映画として、楽しみにしていました。

簡単に言えば、同じくリーアム・ニーソン主演の「フライト・ゲーム」の電車版です。監督が同じなので、ある程度は同じような志向になるのですが、決して悪い作品ではなかったです。

フライト・ゲームでのリーアム・ニーソンは航空保安官ですが、トレイン・ミッションではクビになったばかりの保険会社社員なので、職権を装って乗客の調査することが容易ではないという縛りがあります。

フライト・ゲームの時は、乗客を殺すというわかりやすい緊張があったのに対し、トレイン・ミッションは徐々に緊張が増していくという印象があります。まず家族が襲われてゲームに乗らざるを得なくなり、次に顔なじみの乗客が下車後に事故に遭ったことでジョアンナの指示を無視できなくなり、更に『プリン』だと思って問い詰めた男が後に殺されているのを発見したことで乗客の命が懸かっていることを悟る…といった具合です。しかし、この程度のことは特別な映画でなくてもできるわけですね。

この映画が面白くなってくるのは、『プリン』が脅威なのではないとわかり、むしろ、乗客同様に守るべき対象であると考えるようになったタイミングですね。これ以上の詳細を書くとネタバレがすぎるので書きませんが、なるほど伏線はちゃんと回収したんだと感心します。

フライト・ゲームとの相違点は他にもあります。例えば、フライト・ゲームは飛行機の着地までが事件の舞台でしたが、トレイン・ミッションは電車を停めるまでが事件の舞台ではありません。また、犯人の動機も異なります。フライト・ゲームよりはちょっとありがちな動機です。

フライト・ゲーム同様に見られた良さとしては、乗客の差別化が図られている点ですね。みんなが怪しくも見えるし怪しくなくも見えるという、上手い具合での設定です。探偵みたいな洞察力があれば、誰がキーパーソンかわかります。私はさっぱりでしたが。

フライト・ゲームとの比較では、若干フライト・ゲームのほうが勝っているという結論になりますが、このトレイン・ミッションも見る価値があります。リーアム・ニーソンを味わってください。

 

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60歳で家のローンと息子の大学の学費を背負っていながら、怪しいお金を前に躊躇する姿。リーアム・ニーソンは年相応の役が似合ってきた。