四万川ダム 感想
こんにちは、湊柚子です。
四万川ダム訪問記録と感想です。
四万川ダム
【型式】重力式コンクリートダム
【目的】[洪水調節・農地防災][不特定用水・河川維持用水][上水道用水][発電]
【堤高/堤頂長/総貯水容量】89.5m/330.0m/9,200,000m³
【初訪問日】2018年5月1日
国道353号を北上していくとたどり着くダムが、群馬県が誇る四万川ダムです。
ダムまでの道路はとても良く、いくつかのトンネルがあったり、近くには暮坂峠があったりと、近辺を走るだけでも楽しいです。ダムの近くには四万温泉もあり、やはりダム周辺だけでも十分に1日楽しめる場所となっています。
肝心のダムですが、奥四万湖(ダム湖)や堤体のデザインの美しさ、そして、国土交通省の「地域に開かれたダム」に指定されていることを考えると、見学者を十分に満足させてくれるダムだと言えます。
実際、ダムの写真を撮っていた外国人の方と話したことがありますが、彼はオーストラリアから来たと言っていました。そんな遠方からも人が訪れるダムなのです。
以降、時期別にダムを紹介します。本当は進路順に紹介したいのですが、時期がバラバラすぎるので、時期順にします。
【2018年春期・夏期】
ダムにたどり着くとすぐ駐車場があります。この駐車場に入らずに直進すると、四万川ダムについての情報や監査廊見学の予約ができる「四万せせらぎ資料館」があり、そこにも駐車場があります。それだけでなく、ダム湖を一周する道にもいくつか駐車場があり、対岸のダム管理所の近くにも駐車場があります。ただし、車で対岸に行くにはダム湖を一周する必要があります(堤体の上は管理所側から一方通行)。
堤体の上から下流側を眺めた景色。「地域に開かれたダム」であり、西洋の城を想起させる堤体であることがわかります。堤体の全景は、秋期のところで載せます。
堤体の上から上流側を眺めた景色。これが、奥四万湖です。このコバルトブルーは、下流にある中之条ダム、四万取水ダムでも観られますが、やはりここが一番映えます。
堤体から上流側に最も遠い地点。この先は立ち入り禁止です。
【2018年秋期】
堤体下から。この川で、夏は遊ぶこともできそうです。
資料館より先は冬季閉鎖により車両通行止めになりますが、冬季閉鎖直前の頃に上流側へ行くと、猿に出会えます。
【2019年冬期】
先述の通り、ダム湖周りは車両通行止めです。歩いて行く分には問題ありません。
この年は暖冬だったのですが、四万はちゃんと降ります。橋の上からだとダムが見えませんね。
春夏秋冬いつでも楽しめるダムですし、写真では伝えきれませんので、是非とも訪れてみてください。