浦山ダム 感想
こんにちは、湊柚子です。
浦山ダム訪問記録と感想です。
【所在】埼玉県秩父市荒川上田野
【型式】重力式コンクリートダム
【目的】[洪水調節・農地防災][不特定用水・河川維持用水][上水道用水][発電]
【堤高/堤頂長/総貯水容量】156.0m/372.0m/58,000,000m³
【初訪問日】2018年8月4日
国道140号秩父駅前を南西方向に少し進んで行き、標識に従って進むと、現れる大きく美しいダムが、浦山ダムです。
駐車場に着くやいなや、「観光地化してる…」と呟いてしまいました。群馬県のダムに行くことが多いですが、こんな綺麗な資料館があり、しかも人が多く(写真はたまたま人が写っていませんが)、訪れやすい場所にあるダムは群馬県にはありません。観光地化してると言えば奈良俣ダムや矢木沢ダムが挙げられますが、南関東はおろか群馬県中心部からのアクセスもそこまで良くないので。
ダム湖は秩父さくら湖というらしいですが、こちらから観ても美しいです。2回目に訪れたときは、奥のほうで猿を目撃しました。
堤体の上から下を覗くと、その高さを実感できます。堤高100m以上のダムはいくつか訪れているのですが、その中でも特に高さを感じたダムの1つですね(まあ150mもあるダムなので当然といえば当然ですが)。もちろん、堤体からの眺めは良いです。
何度も群馬県のダムと比較して申し訳ないですが、簡単に堤体内を訪れることができるのも浦山ダムの魅力ですね。堤体内エレベーターを使って降りると、一部を簡単に観ることができます。丁寧に解説がありますので、私のような素人でもある程度は知識を吸収できますよ。また、建設過程も観ることができます。これも貴重ですね。
そして堤体を出て、堤体を下から見上げると、更にその大きさを実感します。ここまで綺麗な傾斜だと、ちょっと登りたくのは私だけでしょうか。常用洪水吐きに吸い込まれたらどうなるんだろう、なんて妄想するのは私だけでしょうね。
散々感動して、気分爽快に帰りました!…と言いたいところですが、堤体横の約500段の階段を上まで登ったせいで、帰る時にはクタクタでした。カンカン照りの夏に、体力の無い者が全く運動に適さない格好で登るものではなかったです。