NECESSARY EVIL

生まれ変わりました。necessary evilとしての人間になりたいです。百合作品を筆頭に、アクション映画、アニメ、マンガ、ゲーム、野球など雑多に書きますね。

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統一感は無くとも情熱は本物です。
デザインはテーマ流用なので深い意味はないです。。。

結城友奈は勇者である 勇者史異聞 芙蓉友奈は語部となる 第5話 感想

 

 

ビジュアルオーディオドラマの感想です。


芙蓉友奈は語部となる(第5話:A friend in need is a friend indeed.)

第5話→芙蓉友奈は語部となる 第5話

作品について→G'sチャンネル コンテンツページ

[著者] 朱白あおい

[キャラクター原案]BUNBUN [イラスト]かんの糖子 

[あらすじ](5話)

本作は初代勇者たちの大戦から約30年が経ち、平穏が戻りつつある世界が舞台。リリが柚木を勧誘して、隠された世界の真実を探究する「勇者部」を立ち上げた後の物語です。  勇者部の3人が喫茶店で出会った女性は、藤井瑠璃と名乗り、すずの母親の知人であると同時に、今は亡きリリの母親の友人でもあると語ります。彼女がリリに告げたこととは……。(G'sチャンネルより)

 

 

 

 

前回は、勇者部のプロデュースと称して柚木とリリを萌え萌えにし、すずがプロデューサーとしての承認欲求を満たすという面白回でした。

改めて4話を簡単に振り返りますと、

【勇者部への参加を決めたすず。しかし、リリが具体的な活動内容も説明できず、SNSもHPもまともに運用できないことを知ったすずは、自らがSNSとHPを運用し、プロデュースすることにした。3人は動画配信者とクリエイターとして人気を博すが、柚木とリリが正気に戻り、すずの欲望に忠実なプロデュースは止められた。すずが満足するだけの徒労に終わったかと思われたが、藤井瑠璃という女性から連絡が来る。】

という感じです。

 

さて5話の振り返りに行きましょう。鬼コーチ柚木…?

 

 

 

5話は、前回の終わり同様、藤井瑠璃と名乗る女性との邂逅からスタート。

早々に、「なぜ私よりすずが先に目に留まったのか」と問い詰めるリリ。淡々と問い詰めるリリだったが、柚木に突っ込まれて(物理)あっけなく撃沈。

仲良しねえ~(すずもすかさず「仲良しです」)と突っ込みつつも、質問に答える瑠璃。

瑠璃「横手さんは、私の命の恩人なのよ」

多くの読者の推察通り、瑠璃は、茉莉に命を救われたその子だった。

母のことよりも高嶋友奈のほうに食いつくすずだったが、当時のことは幼くてあまり覚えていないと言う瑠璃。そして、瑠璃は、今回の一番の目的はリリに会うことだと語る。それは、瑠璃自身が、リリの母の友人だったからだ。

瑠璃自身は母以外の家族と離散し、瑠璃たち避難民は、住む場所も働く場所も失い、リリ母や柚木父のように、一部の人間から迫害を受けた。しかし、避難民は互助団体を作り、リリ母と瑠璃は、それらの団体の1つに所属したという。リリ母や病によって会合に顔を出せなくなり、瑠璃も引っ越したため、会う機会を失ったが、リリ母は別れる前、リリ生誕前からの日記を瑠璃に託した。

柚木が「その日記をリリに渡すために自分たちに会ってくれたのか」と尋ねると、肯定しつつも、迷いを見せる瑠璃。瑠璃は、リリに「あなたはお母さんのことが好き?」と意味ありげに尋ねる。

肯定するリリ。しかし、リリ母は、その日記を見せたくないと言って瑠璃に託したらしく、瑠璃は、もう一回考えてから連絡してほしいとリリに伝えた。

 

帰りの電車。どうするのか尋ねる柚木と、貰えるものは貰っておけというすず。柚木は、リリ母の想いを汲み取っていた。リリも、しっかりと考えてから結論を出すと言った。

 

2日ほど経った日の夜、リリは突然に柚木の家を訪ねた。話したいことがあると言って、リリは柚木を有明浜へと連れ出す。

リリは、母の日記を受け取る決断をしたことを伝えた。柚木は、親(リリ母だけでなく、自分の親も)が隠したいことはあるというところを汲んでいただけで、反対したわけではないと言う。そして、リリが自分で考えた結論なら尊重すると。

柚木「言っただろ?私は、何があってもお前の味方だって」(素晴らしいデレ)

リリは、物心つく前の思い出で、母が唯一泣いていた時の記憶について、なぜ泣いていたのかを知るため、日記を受け取りたいと語った。

 

後日、再び瑠璃と会う勇者部。

瑠璃は、渡すには条件があると言った。そしてそれはなぜか、高屋神社へのお百度参りだった。

 

場所は移って高屋神社。

意気込んで登るリリだったが、大方の予想通り、柚木よりもすずよりも先に疲れ果てる。神社に着いた頃には、運動部助っ人の柚木や石鎚山登山経験のあるすずはともかく、リリはグロテスクだった。

翌日も、夜明け前から自室にて柚木からの電話を受けた筋肉痛のリリは、またしても高屋神社へお百度参り招集される。始発電車で来たすずも合わせ、3人でまた登る。すずも柚木も、なんだかんだでリリに感謝しており、リリが母の日記を受け取るために、付き合うことにしていた。

こうして、お百度参りは続いていった。

 

 

以上、5話でした。

瑠璃との邂逅は、リリ母の日記というアイテムへとつながりましたね。リリとリリの母、つまりは、天災とその後を象徴するような物語への誘いということになりそうです。

それにしても瑠璃は、いくら命を救われたとは言え、当時の幼さと友奈・茉莉・久美子の地位を考えれば、よくリリたちにたどり着けたなという感じですよね。

 

百合脳的には、柚木が結構な頻度でデレてくれたのがありがたかったです。

 

 

さて、次回は最終回ですね。 

単純に中身が気になるというのはありますけど、それ以上に、これでまた新展開が終わってしまうのかという悲しみと不安が強いです。『新米勇者のおしながき』が新展開として発展していくのかと言われると、それもさすがに厳しいところがありますしね。コンシューマ版も、発売されてしまえばそれまでです。

さらなる新展開へとつながるのか、綺麗に終わってしまうのか、いずれにしても、次回更新を心して待ちましょう。

 

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

伊吹柚子(Ibuki Yuzu) もはや四国外の再興編を描くほかないのか…