NECESSARY EVIL

生まれ変わりました。necessary evilとしての人間になりたいです。百合作品を筆頭に、アクション映画、アニメ、マンガ、ゲーム、野球など雑多に書きますね。

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デザインはテーマ流用なので深い意味はないです。。。

結城友奈は勇者である 勇者史異聞 芙蓉友奈は語部となる 第1話 感想

こんにちは、伊吹柚子です。

 

ビジュアルオーディオドラマの感想です。


芙蓉友奈は語部となる(第1話:Different strokes for different folks.)

第1話→芙蓉友奈は語部となる 第1話

作品について→G'sチャンネル コンテンツページ

[著者] 朱白あおい

[キャラクター原案]BUNBUN [イラスト]かんの糖子 

[あらすじ](1話)

本作は初代勇者たちの大戦から約30年が経ち、平穏が戻りつつある世界が舞台。リリが柚木を勧誘して、隠された世界の真実を探究する「勇者部」を立ち上げた後の物語です。大晦日の夜、部屋でくつろいでいた柚木は、リリからの電話を受けてある場所に呼び出されます。どうやらリリは今の「勇者部」としての活動に思うところがあるようで……?(G'sチャンネルより)

 

 

 

本作『芙蓉友奈は語部となる』(正式タイトル『結城友奈は勇者である 勇者史異聞 芙蓉友奈は語部となる』、英題:Hero History Revelations: Fuyou Yuuna Becomes a Storyteller)は、『結城友奈は勇者である 勇者史外典』に収録されていた『芙蓉友奈は勇者でない』という作品のアフターストーリーです。

以降は、『結城友奈は勇者である』はもちろん、『芙蓉友奈は勇者でない』も知っている前提で記事を書き進めたいと思います。

 

 

さて。

結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』が終了し、絶望感に襲われていた本シリーズのファンにとって、ゆゆゆいコンシューマゲーム化と同じく希望となったのが、この『芙蓉友奈は語部となる』(以下、ふゆか)ですね。

電撃G'sマガジン2022年12月号で発表(10月5日告知)され、2023年4月8日に配信開始となった本作。

完全オリジナルではないものの、これまでには描かれていない内容という点ではオリジナル。残念ながらアニメとはならなかったものの、ビジュアルオーディオドラマという形で、イラストと音声が楽しめるだけでも、個人的にはかなり嬉しいです。

ましてや、かんの糖子先生の動くイラストと、後述するキャスト追加も有りの撮り下ろし音声となれば、非常にありがたいことですよね。

 

 

今回は初回なので、もう少し作品全体に触れていきます。

 

前述の通り、ふゆゆのアフターストーリーで、時系列的にはふゆゆと同時期の神世紀30年。アフターストーリーですから、すでに若葉とひなたによって壁の外の真実を見せられた後の話ということで、さほど大きな動きはなさそうですが、どうでしょう。

 

メインとなる登場人物は3名。

すでに登場し、メインとして活躍する、【芙蓉・リリエンソール・友奈】(Fuyou Lilienthal Yuna)(CV.照井春佳)と【柚木友奈】(Yuzuki Yuuna)(CV.杉山里穂)。

そして、新たに3月23日に追加発表となったのが、【横手すず】(Yokote Suzu)。

キャラクター原案は引き続きBUNBUNさん。さすがのビジュアルです。個人的には凄くかわいいと思います。

CVは、『リコリス・リコイル』で声優アワード主演声優賞を受賞した安済知佳さんが担当。

そんな横手すずは、名前から察せられる通り、【高嶋友奈】を見いだした本当の巫女である【横手茉莉】の娘。そして、公式にも書かれている通り、すずは奇しくもその高奈(高嶋友奈のこと)を敬愛しているとのこと。

ただ、新キャラクターとは言いつつ、新要素は、多少のプロフィールとビジュアルとCVくらいで、すず自体は勇者史外典下巻にて登場します。

 

ここで、勇者史外典下巻を少し振り返ってみます。

 

まず、なんとか四国まで逃げ切った高奈たち一行を待ち構えていたのがひなた。当然大社入りを告げられるわけですが、茉莉は高奈が勇者になることを反対していました。しかし、高奈は勇者となることを決意していたため、自分も巫女として大社入りすることを決意した茉莉でしたが、大社入りして非日常を味わいたい&茉莉に普通に生きていてほしいと願う久美子の思惑により、ひなたの力をもって久美子が偽の巫女となることになり、茉莉は一般人として四国入りすることになりましたね。

つまり、茉莉は、高奈のことを一人の人間として好きだったものの、勇者として敬愛していたとは言えないはずです。そんな中、すずが勇者としての高奈を敬愛することにどんな思いを持つのかは気になります。後述しますが、すずは母と高奈に面識があることを知っていますから、茉莉が高奈のことをどのようにすずに話していたのかも気になりますね。その辺も、今後ストーリーに影響してくるでしょうか。

 

そして、高奈が亡くなってしばらく経った頃、久美子が大赦の力で茉莉を探しだし、会いに行きました。その時の描写や発言から、すずがこの時点で登場し、ちょうど久美子が来ていたタイミングでリリ奈(芙蓉友奈のこと)と柚木が横手家に訪れており、すずは「高嶋友奈様」と茉莉が同行していたことを知った2人が話を聞きに来たのだと説明しています。

つまり、今回のビジュアルオーディオドラマを前にして、リリ奈と柚木とすずと茉莉には面識があること、茉莉と柚木の母・【柚木亜沙】も面識があること、すずは母が高奈と知り合いであることを知っていることが、すでに勇者史外典内で明らかになっています。ただ、このときのすずの「高嶋友奈様」呼ばわりは、一般的な敬意ではなく、個人的な敬愛による敬称だったということは、ふゆかによって明らかになったということになります。

従って、時系列的には、ふゆか内でのリリ奈と柚木は、すず及び茉莉と知り合いであるということになります。そして、高奈のことを知りたいリリ奈&柚木と、高奈の威光を世の中に知らしめたいすずの思惑は一致しているはずです。この辺も、今後のストーリーに影響してくるでしょう。

 

全然関係ないですけど、茉莉とすずって性格似てないですよね。ゆゆゆシリーズの世界あるある。血縁関係にある者は基本的に性格が似ない。弥勒さんはそんなに違わないですか?千景は違う意味で絶対似てません(本来の千景は神樹様に見いだされる優しさを持っている少女なので)。

 

 

さて、そろそろ1話の内容に移りましょう。

とは言っても、まだ1話の段階ではそう大きく動きはないですね。

 

 

時は神世紀30年正月。自宅にて前年の日々を振り返る柚木(相変わらず表情がクール)のもとに、リリ奈から電話が。いつもの緊急事態を匂わせる演技をするリリ奈と、最初は塩対応しながらも結局駆けつけてしまう柚木。

「リリ…良かった、無事で……おまえは私自身の手で○すことができそうだ…!!」

ということで、いつも通り、リリ奈の嘘に引っかかる柚木(コメントではチョロインなどと言われている。チョロインといえば夏凜&長妻樹里さんなのだが)。

待ち構えていたのは、神社でお手伝いをする巫女装束のリリ奈。どうやら新生勇者部の活動の一環らしい。

 

そんなリリ奈が柚木を呼び出したのは、巫女装束を柚木に見せるためと、今の勇者部の活動に警鐘を鳴らすため。例えば、「私以外の人から部活助っ人の報酬をもらうな!」とか。さすがにそれは私怨でしたが。

それは置いておいて、リリ奈はもっと具体的に高尚な目標を掲げていた。

「旧世紀の記録を調査・保存し、後生の人々のために遺していく」と。

 

素直に褒めつつも、活動に不安を覚えた柚木は、ひなたの名前を出してリリ奈を脅す。

ガクブルなリリ奈だったが、なんとか冷静さを取り戻し、その「後生に残すべき記録」としてリストアップしたものを柚木に発表する。

・「神樹の正体、宇宙人が残したオーパーツ説」を検証

大赦古事記に記されし人類誕生以前の秘密結社説

・乃木若葉様、生まれたときからクローン影武者が7人いる説

・旧世紀の四国、呪術的に世界の中心だった説

・旧世紀、年越しうどんはマイナーだった説

……ただの都市伝説。柚木「やっぱりおまえ(リリ奈)はただのアホだ」。

とはいえ、もう1つ最後に柚木が気になった説が。

・友奈という名前に関する説

これは、柚木も気になるところではありますよね。勇者史外典でも、茉莉が多少触れてましたし。

 

後日、バスケ部の助っ人をする柚木。なんだかんだ正式入部を断り、助っ人代もお断りするさすがのツンデレっぷり。

そして、そんな柚木のもとに、リリ奈から電話が。「もう1人の友奈を見つけた」と。

 

 

そんな感じの1話でした。

まず単純に、またリリ奈と柚木の新しい物語が始まったことに喜びを感じました。勇者史外典以上にツンデレチョロインな柚木くん、良かったです。

そして、乃木若葉様7人のクローン影武者説。これは、百合好きゆゆゆ民を喜ばせますね。そこまで発展してるなら男いらないよね!的な。まあ単純に千景に関する噂と混ざってるだけなんでしょうけど…。

もう少し真面目に考えると、今後の鍵はやはり「旧世紀の記録」「友奈という名前」「新しい友奈」というところでしょう。特に「新しい友奈」は気になります。ここで本当に未知の友奈が出てくるなら、今後のシリーズ発展にかなり期待が高まります。岸監督やタカヒロ氏を始め、制作陣の作り込み方や発言を考えると、お金と人気さえあれば、どこまでも発展させていけそうですからねこのシリーズは。ゆゆゆいですら語られていない時代や、本土調査のその後についてはまだまだ未知ですし。

いずれにしても、この先に期待の高まる1話でした。

 

 

おまけに。

多くのゆゆゆ民であればご存じの通り、G'sチャンネルでは、芙蓉友奈シリーズの舞台探訪についての連載があります。

お恥ずかしいことに、現時点で5回連載されているうち、私は瀬戸大橋記念公園しか行ったことがないですね。

といいますのも、大鳴門橋のような遠方だと、たった3回(1泊2日が1回、2泊3日が2回)の聖地巡礼ではそこまで手が回らない(宇夫階神社や伊吹島など、気に入った場所に何度も行きたいというのもあります)ですし、高屋神社や龍王神社などは、クルマが移動手段のわたしには難しいです。

 

 

さて最後にお知らせ。

今現在、勇者であるシリーズの海外版Wikipediaを調査する記事を鋭意執筆中です。

内容的には、とある海外のWikipedia(あのWikipediaではありません)を大まかに読み、日本人が執筆するWikipedia(アットウィキやピクシブ大百科など)との表現や説明の違いについて調べたり、ゆゆゆに関する文章や用語を英訳した際にどのような単語が使われているのかを調べたりするものです。

作業開始から2週間が経過した現在の進捗状況からして、記事を書き終わるには、来月とかになるかもです。

 

 

 

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

伊吹柚子(Ibuki Yuzu) PS4もSwitchも高くて今の経済状況では買えなくて困る