NECESSARY EVIL

生まれ変わりました。necessary evilとしての人間になりたいです。百合作品を筆頭に、アクション映画、アニメ、マンガ、ゲーム、野球など雑多に書きますね。

アクション映画、アニメ、マンガ、ラノベ、ゲーム、野球など、とにかく色々。
統一感は無くとも情熱は本物です。
デザインはテーマ流用なので深い意味はないです。。。

結城友奈は勇者である 勇者史異聞 芙蓉友奈は語部となる 第3話 感想

こんにちは、伊吹柚子です。

 

ビジュアルオーディオドラマの感想です。


芙蓉友奈は語部となる(第3話:Who knows most, speaks least.)

第3話→芙蓉友奈は語部となる 第3話

作品について→G'sチャンネル コンテンツページ

[著者] 朱白あおい

[キャラクター原案]BUNBUN [イラスト]かんの糖子 

[あらすじ](3話)

本作は初代勇者たちの大戦から約30年が経ち、平穏が戻りつつある世界が舞台。リリが柚木を勧誘して、隠された世界の真実を探究する「勇者部」を立ち上げた後の物語です。横手すずという少女と邂逅したリリと柚木は、すずの母親に関するとある事実にたどり着きます。2人は、母親に話を聞かせてほしいとすずに掛け合うのですが……。(G'sチャンネルより)

 

 

 

前回は、ついに本編も本格的に始まり、ついには横手すずとの邂逅を果たしましたね。

どうでも良いことではありますが、横手すずの偽名であるスズキユウナは「鈴木友奈」という字を当てるらしいです(ソースは、若干の新情報も含んだ公式の記事)。

改めて2話を簡単に振り返りますと、

【リリが創設した招待制SNS『友奈SNS』に送られてきた、「もう1人の友奈」こと「鈴木友奈」からの加入依頼。2ヶ月も放置していたということもあり、リリの返信には反応なし。そこでリリは、特定班ばりの分析力で鈴木のSNSアカウントを特定する。鈴木のフォロワーに思い当たる人物がいた柚木は、リリと共にその人物の元へ行く。その人物はかつて柚木の優越感を打ち砕いた人物であった。柚木は彼女の出した条件をクリアし、彼女の紹介で鈴木がやってくる。鈴木は、「横手すず」と名乗った。】

という感じです。

 

さて3話の振り返りに行きましょう。今回は朱白さん曰く「横手すずの落とし方がわかる」らしいです。

 

 

 

3話は前回の続きから。すずは名乗って早々、2人に名前を尋ねる。2人が名乗るや否や、すずは狂ったように叫び出す。

すず「高嶋友奈様への道を見つけたわ!!!」

 

場所は変わって、いつものうどん屋

すず「さっき、だまされた!あなたたち!高嶋友奈様と全然違うじゃない!」

リリ「君こそ、鈴木友奈なんて竜頭蛇尾な名前を名乗って!だまされたよ!!嘘つき!」

出会って早々にすれ違うすずとリリ。すずは、友奈という名を持つ2人に高嶋友奈をリンクさせて喜んでいたが、すぐさま、愛しの高嶋友奈様とはかけ離れているとばかりに、柚木とリリ奈に怒り出したのだった。反発するリリ。けんかを続けるすずとリリだったが、用は済んだとばかりにすずは立ち去ってしまった。

残された2人は、すずのSNSを見る。SNSからは、高嶋友奈に関する同人誌を作ったり、推し活をしていたりと、すずが重度の高嶋友奈信者であることを見てとれた。そんな中、リリは横手すずについて気になることがあるとつぶやく。

 

数日後の夜。2人は(いつものイチャコラ)通話中。リリは、調査の結果、横手すずの母親(=茉莉)が当時の避難民であるとわかったと言う。そんな中、リリの部屋の窓の外から気配が。

柚木「上里様…?」

読者「東郷さん…?」

リリ(ガクブル)

とりあえず落ち着いて再度語るリリ。横手すずとは、親が四国外からの避難民であるという共通点を持つ。そして、茉莉は生き証人である。話を聞くため、リリと柚木はもう一度すずに会いに行くことにした。

リリ「ところで…やっぱり外の気配のことが気になるから、今晩は君の部屋に行って寝ていいかい?」

柚木「ひとりで寝ろ」ツンデレ

 

後日、すずと再会する2人。リリは、茉莉が避難民なのは調査済みであること、2人が勇者部として旧世紀の真実を記録・保存する活動をしていることをすずに伝え、茉莉から話を聞きたいと頼む。

すず「無理よ。お母さん、当時のことは話したがらないの。私にも絶対話してくれない」

そう言って、すずは母との思い出を語った。すずが幼い頃、茉莉はすずを連れて来島海峡大橋を見に来ており、そしてなぜかその時はいつもより優しかったという。

すずは、本当は母からもっと話を聞きたいと言った。

リリは「自分が話を聞き出す!」と言うが、具体的な方法をすずに問われるとなにも答えられない。柚木に頼り、柚木提案の方法をすず相手に試すリリ。

リリ「ねぇねぇ、教えて?すずおねえちゃん♡」(萌えロリボイス)

すず「幼女系美少女による円らな瞳で全力甘えお願い!!!」(絶叫)

これがすずを落とす方法か、と思われたが、「全然ダメね。高嶋友奈様の足下にも及ばない」と、あっさり翻す。だがこれに反発したのは意外にも…

柚木「別にあんたを落としたいわけじゃないが…」

柚木「それに、リリの可愛さが高嶋友奈に劣るとは思わないけどな」

いきなりデレた。

そして別案。

柚木「おい、すず…。素直に話せば、ご褒美をくれてやる…」(イケボ)(顎クイ)

すず「ドキッ♡」

リリは、すずのSNS投稿から、すずが少女漫画や乙女ゲーム好きでもあるとわかっていた(やはり、これこそが「すずを落とす方法」だった)。

そしてなぜか、すずはそんなリリ(と柚木)の熱意を買うことにした。

リリ「まかせてくれ!」

柚木「まかせていいのか…?」

 

愛媛からの帰路。

リリは、たとえ茉莉から話を聞けなくても会えるだけでいい、すずの前向きさと明るさは、母もそうであることの証左であるから、そんなすず母を会えることに価値があると考えているようだった。

 

後日、2人が茉莉に会いに行ったことは、柚木のモノローグ回想によって語られた。柚木は、茉莉の話し方に、上里ひなたを見た。

 

そしてまた後日。学校にて、リリは茉莉の話をノートにまとめて見せた。リリは、茉莉と久美子が決定的な部分は隠しながら話をしていたことを見抜いていた。柚木が久美子のことを気にしていると、リリは、久美子のウサワについて語る。

リリ「巫女随一の武闘派で、逆らう神官100人を素手で殴って上里様に従わせたとか、勇者より強かったとか…」

読者(あながち嘘ではない…)

そんな話をしていると、まさかの、すずが2人のもとへ突撃してくる。愛媛からはるばるやってきたすずは、2人のおかげで母と高奈の関係について知れたことを強く喜び感謝すると共に、ついにはこう言った。

すず「私も、勇者部に参加させて!!」

 

 

以上、3話でした。なかなか濃密でしたね。

まずあまり話に関係ないところでは、「推し活」というワードが出てきたところは不思議な感じがしましたね。神世紀30年というのは実質的には西暦2050年ですから、そう考えると古いような気がするので。ただ、そもそも神世紀は神樹様に生かされているだけで、大赦組織に係る部分以外はさほど技術や文化も発展がないようなので、仕方ないんですかね。

また、こちらは話に関係があるかわかりませんが、リリの部屋の窓から誰かが覗いていた感じがするというのは、もしかして本当にひなたという可能性もありますよね。「またこいつら何か余計なことしないだろうな…?」的な。

 

そして内容としては、かなり話が進みつつありますね。

残念ながら茉莉との邂逅シーンは柚木くんの回想によってまとめられてしまいましたけど、2人が訪ねてくるまでは茉莉がすずに昔のことを語りたがらなかったこと、だけど避難してきた橋を見に来てはすずに優しくしたこと、2人が訪ねてきたらちゃんと話してくれたことなど、茉莉に関しては明らかになったことも多かったですね。茉莉がすずに対しても2人に対しても過去の話をするようになったのは、ちょうど久美子が訪れていていたことによる気持ちの変化も関係しているのだと推察されます。

それにしても、すずは随分と愉快なキャラですね。高嶋友奈フリークで、それに関係がないことにはドライなのかなと思いきや、幼女萌え(少女漫画趣味というより青年漫画趣味では?)だったり、イケボ好き(乙女ゲーム好き)だったり。CVの安済さんも、直近ではリコリス・リコイルでそんな感じの愉快さを演技されていたので、適役だなと思います。

 

百合脳的には、やはり柚木がムキになったところですよね~

台詞としてはアッサリしたものですけど、柚木くんのツンデレ具合を考えれば、実質「高嶋友奈のほうが可愛いだと…?俺のオンナ(リリ)のほうが可愛いに決まってるだろ?」(イケボ)くらいのニュアンスだと思ってます。

 

 

さて、次回はいよいよすずが加入しての勇者部活動がスタートしそうです。

高嶋友奈フリークが加入するとなれば、高奈をはじめのわゆキャラクターたちにも焦点が当たるはず。果たして彼女たちは、千景の存在にまでたどり着けるでしょうか(わかひなが妨害しそう)。

新PVが今後の展開も多少含んでいるようですが、リリが今後なにを明らかにしていくのかも、気になります。

youtu.be

 

 

 

 

以上

 

 

 

 

 

伊吹柚子(Ibuki Yuzu) 柚木役の杉山さんが熱心にふゆか推してくれてるのが嬉しい