NECESSARY EVIL

生まれ変わりました。necessary evilとしての人間になりたいです。百合作品を筆頭に、アクション映画、アニメ、マンガ、ゲーム、野球など雑多に書きますね。

アクション映画、アニメ、マンガ、ラノベ、ゲーム、野球など、とにかく色々。
統一感は無くとも情熱は本物です。
デザインはテーマ流用なので深い意味はないです。。。

親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。 紹介[百合作品]

こんにちは、湊柚子です。

 

百合作品の感想です。

 

親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。

[著者] コダマナオコ

[出版] 百合姫コミックス

[あらすじ]

子供の頃から、親の敷いたレール通りに生きてきた真知。上場企業に就職し、ようやく親からアレコレ言われなくなる…と思いきや、今度は「お見合いして結婚を! 」と迫られて爆発。後輩ジョシ・花と偽装結婚することに。昔告白された相手との同居生活は、 窮屈な様で、意外にも心地よくて…。表題作3話に加えて、幻の読切作品「無酸素恋愛」を加えた著者待望の作品集。(Amazonより)

 

※表題作のみの紹介になります。

 

男装で彼氏役をさせる百合はいくつかありますが、本作のように、女性として偽装結婚というのは、ありそうでなかったですね(少なくともメジャーではない)。とはいえ、一見すると、作者の欲望だけを詰め込んだ素人作品になりかねないような設定です。それでも、著者コダマナオコさんは、いくつかの作品を世に出している方なので、退屈な内容にはなっていません。

あらすじだけ見ると、単に「結婚相手がいるから」ということを武器にお見合いを断ろうという展開に見えますが、実際は、「同性愛者だと偽れば、お見合いは諦めてくれるかもしれない」という、異性愛主義社会を利用したものになっています。更に、渋谷区のパートナーシップ制度を利用するという徹底ぶりです。というのも、主人公・真知の親は、やたら世間体を気にする人たちで、真知の結婚相手にも相当の条件を求めてきます。ですから、完璧にお見合い結婚を諦めさせる必要があるというわけです。

以下は内容について更に触れる紹介です。

真知はノンケで、後輩女子の花は同性愛者。しかも、花は過去に一度真知に告白してフラれています。そんな中、真知が親からのプレッシャーに堪えかねているところを、花がすかさず同棲のチャンスとみて、(期限付きの)偽装結婚を持ちかけるというわけです。同棲して最初の頃は、花がアタックしたり「自分のことを好きなレズと同棲するのは怖くないのか」などと煽ったりしても、真知は怒ったりうんざりしたりするだけなのですが、花のひたむきな姿に、心境の変化が現れます。それは、真知の母親が花のことを異常者呼ばわりした時に、生まれて初めて母親にキレるなど、明確なものでした。

しかし、その後の「誰かと一緒に過ごすのも悪くない」という真知の発言がすれ違いを生むことになります。真知の真意は「花と過ごすのは悪くない」ということなのですが、花は「一緒に過ごしたい相手(男、彼氏候補)ができた」と解釈してしまいます(真知にゾッコンのわりにはネガティヴな解釈ですが、真知がノンケであるという意識のほうが上回っているので)。

この先の展開は、実際に読んでみてください。全体的にまとまった起承転結なので、意外な展開にはなりませんが、ハッピーエンドなので読んでほしいです。

 

読み終わってみると、「うるさい親に悩まされている先輩(♀)に偽装結婚を持ちかけてみた。」というタイトルの方が合ってるのでは?と思いましたが、それだと花が主人公になってしまいますね。個人的には主人公が百合ガールで、相手がノンケのほうが好きです。

ミリシタ PST ~月曜日のクリームソーダ~

こんにちは、湊柚子です。

 

プラチナスターツアー ~月曜日のクリームソーダ~が終わりましたね。

 

最終的にはこんな感じでした。

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今回のメンツは、4人中3人が担当推し(桃子=担当、昴・ロコ[昴>ロコ]=推し)という構成だったのですが、報酬はロコと歩ということで、50000ptで終了にしました。キービジュアルも桃子と昴が背景に追いやられてて、あんまりやる気出ずという感じでした。とはいえ、桃子はSSRやイベントでも恵まれており、昴もSSRが追加されたばっかりでしたから、不満があるというわけではありません。

順位や時間的な効率を無視するならば、イベント楽曲は4.5倍か5.0倍の時にプレイして、30回プレイ後(30回プレイ報酬ジュエル獲得後)は5.0倍を消費3倍でやるのが良いですね。5.0倍に固執すると相当な量の元気回復が必要ですし、かと言って4.0倍以下でプレイはもったいないです。

 

今回もドレスアップ機能を使って、衣装を見てみると、こんな感じです。

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まずはストーリーです。リアルでも、「この4人でどんなイベントになるの かわからない」と話題になっていましたが、実際にミリシタ内でも、社長もPもなかなか思い付きません。

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ツアーのアイデアに悩むPは、ロコアートで戯れるロコと昴に遭遇。昴のこの一言から、メンバーからツアー内容を構成することを思い付きます。思い付きましたが……

 

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なんとさっそくロコデューサーに丸投げ。まあロコなら一味違うツアーを組めそうというPの期待はわからなくもないですが。

 

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さっそく仕事にとりかかるロコデューサーと、それについていく昴とP。そこで、外国人に道を聞かれ、あたふたする歩に遭遇。道案内をロコ語で解決しようとする面白展開を経て、歩を仲間にします(アイドル遭遇率が相変わらず高い)。

 

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イデア探しの旅も終わり、シアターに戻ると桃子がお怒り。どうやら、冒頭のロコアートを放置したのがまずかった様子。

 

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ロコアートを出しっぱなしのゴミか何かだと勘違いしていた桃子に、ロコアートであることを説明すると、桃子はロコに謝罪。しかし、ロコは気にしてません。それどころか、シアターのことを大切に考える桃子の存在にビビっときたのか、桃子をユニットにスカウト。

ここまでロコなりの考えでロコデュースを進めているようですが、昴からはロコのテキトーなスカウトと思われてます(笑)

 

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メンバーもテーマも決まったところで、どのような「レトロ」にしていくかの話し合いが始まりましたが、年上に囲まれる中で「レトロ」に馴染みのない歳の桃子は、どうやら思うところがあるようで、出て行ってしまいます(怒っているわけではない様子)。

 

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桃子に言われた通り、とりあえずは桃子抜きで話を進めることに。しかし、参考になりそうなミュージアムに行くと、そこには桃子が。年長者よりも一歩先を行く桃子……さすがです。

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ロコ以外の4人が話しているうちに、完全に自分の世界に入っていたロコは、デザイン案を完成させます。ロコは、みんなでブラッシュアップをしようと提案しますが、レトロやロコアートをあまり理解出来ていないと自覚する桃子は一歩引こうとします。しかし、ロコのアートへの想いに触れ、桃子も参加することを決意しました。

 

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そして、ロコの無茶振りもありつつ、ツアースタートです。

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お披露目ライブの成功を祝して、遊園地へ。世代を越えた仲間たちの繋がりが、より一層強まったロコデュースでした。



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おまけ。相変わらず歳に敏感な小鳥さんをフォローするP。着実に小鳥さんを攻略中。

 

 

 

今回の譜面は初見フルコンもその後のフルコンも安定でしたね。確かに、ラストに初見殺しの階段がありますけど、あれは速くないので、そこまで難しくないと思います。タップもフリックも左右は連続してるものとして考え、フリックは圧倒的につなげる(なぞる)ほうが楽ですね。せっかくフリック判定が緩いので、これを利用しない手はありません。ただ、軽く流すのではなく、ちゃんと最後までしっかりフリックするのが良いです。そのような意識が身に付けば、攻略は容易です。

 

 

次回のイベントはワーキングですね。前回同様のアイテムを回収するに留めたいです。次々回イベントのPSTの分のスパドリが必要なので。

洋画アクション レビュー集9 コンフィデンシャル/共助などオススメ作品多数

こんにちは、湊柚子です。

 

別ブログに書いていたレビューをほぼそのまま貼り付けたものです。点数は削除しています(絶対評価相対評価も上手くいかなかったため)。
個人的に気に入った作品の一部レビューは、別記事で書いていく予定です。

オススメ作品には[オススメ]とつけてあります。

 

☆沈黙の粛清(原題:Code of Honor)
<キャスト>
ロバート・サイクス:スティーヴン・セガール
ウィリアム・ポーター:クレイグ・シェイファー
ジェームズ・ピーターソン:ルイス・マンディロア
ヴィンセント・ロマノ:ジェームズ・ルッソ
ケリー・グリーン:ヘレナ・マットソン
コネリー:マイケル・フリン
ジェリー・サイモン:グリフ・ファースト

ある夜、麻薬組織の取引現場が襲撃されて、ギャングが皆殺しにされる。ジェームズ・ピーターソン(ルイス・マンディロア)刑事ら警察は、マフィアのヴィンセント・ロマノ(ジェームズ・ルッソ)の仕業だと疑うが、FBI捜査官を名乗るウィリアム・ポーター(クレイグ・シェイファー)は、元米軍特殊部隊隊員のロバート・サイクス(スティーヴン・セガール)が犯人だと確信していた。
[ストーリーは二転三転し、解釈は人によって異なる(サイクスが実在するか、犯人は誰かが焦点)。今ひとつ惜しい作品だが、ガンアクションの過激さが○]

 

☆沈黙の包囲網 アジアン・コネクション(原題:The Asian Connection)
<キャスト>
ジャック・エルウェル:ジョン・エドワード・リー
アヴァロン:ピム・ブビア
サム:バイロンギブソン
ニラン・ワタナ:サハジャック・ブーンタナキット
ガン・シランキリ:スティーヴン・セガール

アメリカ人のジャック・エルウェル(ジョン・エドワード・リー)は、相棒のサム(バイロンギブソン)と共に東南アジアで銀行強盗で大金を手に入れた。しかし、二人の盗んだ金は、ガン・シランキリ(スティーヴン・セガール)率いる地元のギャングが預けていた金だった。シランキリは部下のニラン・ワタナ(サハジャック・ブーンタナキット)に命じて金を取り戻させるが、ニランはジャックを脅迫して銀行強盗を続けさせ、金を手にする。
[セガール主演でなくとも、もう少し中身のある作品に出来なかったものだろうか。ニランの裏切りがバレた辺りから多少見応えはあったが。]

 

☆スパイ・コード 殺しのナンバー(原題:The Numbers Station)
<キャスト>
エマーソン・ケント:ジョン・キューザック
キャサリンマリン・アッカーマン
グレイ:リアム・カニンガム
マックス:リチャード・ブレイク
デビッド:ブライアン・ディック
メレディス:ルーシー・グリフィス

CIA捜査官のエマーソン・ケント(ジョン・キューザック)は、任務に失敗した上に心に傷を負い、ブラックレグ・マイナー送信局に左遷された。そこでは、捜査官への暗殺命令が暗号で送られており、エマーソンは暗号オペレーターのキャサリン(マリン・アッカーマン)の護衛に就く。簡単な仕事に思われたが、ある日突如テロリストが襲撃してくる。
[ストーリーに捻りもなく、アクションもほとんどなく、終始暗い雰囲気。リアルと言えばリアルだが、何かしらの面白味が欲しかった]

 

☆皆殺しの流儀(原題:We Still Kill the Old Way) [オススメ]
<キャスト>
リッチー・アーチャー:イアン・オギルビー
ロイ:クリストファー:エリソン
アーサー・ベネット:ジェームズ・コスモ
ブッチ:トニー・デンハム
アーロン:ダニー・ボーイ・ハチャード
スーザン・テイラー:アリソン・ドゥーディ
ジー・デイヴィス:リセット・アンソニー
ディーン:ネイサン・クラーク
ローレン・テイラー:ダニー・ダイアー
チャーリー・アーチャー:スティーヴン・バーコフ

かつてイーストエンドを支配したギャングのアーチャー兄弟は、兄リッチー・アーチャー(イアン・オギルビー)がスペイン、弟チャーリー・アーチャー(スティーヴン・バーコフ)がロンドンで引退生活を送っていた。ある夜、チャーリーは、アーロン(ダニー・ボーイ・ハチャード)率いる若者ギャング集団E2にレイプされている少女を救うも、アーロンらに殺害される。これを知ったリッチーはかつての仲間を集め、復讐を始める。
[シンプルなストーリーに派手さの無いアクションだが、元ギャングスターの老人たちが渋くてカッコいい。アーロンとの決着はもっと派手にしてほしかったが]

 

☆2ガンズ(原題:2 Guns) [オススメ]
<キャスト>
ボビー・トレンチ:デンゼル・ワシントン
マイケル・スティグマン:マーク・ウォールバーグ
デビー:ポーラ・パットン
アール:ビル・パクストン
ハロルド・クインス:ジェームズ・マースデン
パピ・グレコエドワード・ジェームズ・オルモス

メキシコの麻薬王パピ・グレコ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の元に潜入捜査をしていた麻薬取締局の捜査官ボビー・トレンチ(デンゼル・ワシントン)と海軍犯罪捜査局の下士官マイケル・スティグマン(マーク・ウォールバーグ)は、お互いの身分を知らずに共に行動していた。ある日、ボビーはマイケルからパピの金を盗むことを提案する。
[様々な思惑が交差して、麻薬組織、海軍、CIAが衝突するストーリーは、そこそこ巧い。アクションも悪くないし、全体的に完成度は高い]

 

☆リターンド・ソルジャー 正義執行人(原題:A Good Man)
<キャスト>
ジョン・アレクサンダー:スティーヴン・セガール
サーシャ:ビクター・ウェブスター
チェン:ツィ・マー
レナ:ユリア・ベエルデス
ウラジミール:クローデュ・ブリュオント
アレクセイ:ボグダン・ファルカシュ
ミア:ソフィア・ニコラエス
リー・ウェイ:Elias Ferkin
マリア:アナ・アデライダ・ペルージュ

ターゲットの武器商人チェン(ツィ・マー)を仕留め損ねた過去を持つジョン・アレクサンダー(スティーヴン・セガール)は、軍を退役した今はロシアで便利屋として暮らしていた。ある時、隣人のレナ(ユリア・ベエルデス)と、レナの兄サーシャ(ビクター・ウェブスター)が、ある事情からマフィアのウラジミール(クローデュ・ブリュオント)の下で働いていることを知る。
[ストーリー、アクション共にB級としては出来の良さを感じる。セガール映画で迷ったらオススメ]

 

☆沈黙の激戦(原題:Contract to Kill)
<キャスト>
ジョン・ハーモン:スティーヴン・セガール
マシュー・シャープ:ラッセル・ウォン
ザラ・ハエック:ジェマ・ダレンダー
ホセ・リベラ:Mircea Drambareanu
アヤン・アル・ムジャヒード:セルジュ・コスタケ
アブドゥラ・ラウフ:ガッサン・ボウズ

元政府諜報員のジョン・ハーモン(スティーヴン・セガール)は、メキシコ麻薬組織の首領を仕留めた実績を持つ男であったが、ある日、アヤン・アル・ムジャヒード(セルジュ・コスタケ)率いるアラブ系テロ集団とホセ・リベラ(Mircea Drambareanu)率いるメキシコ麻薬組織の連携を阻止してほしいとDEAから依頼を受ける。
[ストーリーや登場人物に面白味がないが、アクション含め、わりと完成されているとも思える]


☆友よ、裏切りの街に眠れ(原題:Un p'tit gars de Ménilmontant)
<キャスト>
ジョー:オリヴィエ・マルシャル
マクルフ:スメイン
マリアンヌ:キャサリン・マルシャル
ナシム:ナシム・ブートゥリ
カレン:ジャンヌ・サヴァリ
アニエス:エレーヌ・ビゾ
サミア:ソフィア・ラスエド
ユーゴ:トム・インヴェルニッツィ

元ギャングのジョー(オリヴィエ・マルシャル)は、15年の刑期を終えて出所したが、街は様変わりしていた。仲間のマクルフ(スメイン)は店を開くも、不良少年たちに金を脅し取られ、別れた恋人マリアンヌ(キャサリン・マルシャル)は別の男性と家庭を持っていた。ジョーは、逮捕前に隠した金の両替、マリアンヌの息子ユーゴ(トム・インヴェルニッツィ)からの実父としての認知、マクルフを脅す不良少年らへの反撃などを図るが…。
[社会の闇を訴えようとしている気持ちはわかるし、工夫もわかるが、それがストーリーとして面白味を生み出してはいないし、中途半端。アクションはほぼ無い]

 

☆3時間(原題:Never Let Go)
<キャスト>
リサ・ブレナン:アンジェラ・ディクソン
クラーク・アンダーソン:ナイジェル・ホイットミー
ウラジスラフ:ベリバー・トピック
ハッサン:ラミ・ナスル
ジャネット・バロウズ:ヘザー・ピース
マリア・ブレナン:リサ・アイクホーン

リサ・ブレナン(アンジェラ・ディクソン)は、大物政治家クラーク・アンダーソン(ナイジェル・ホイットミー)の不倫相手として女の子を出産後、過去の過ちと産後鬱に悩まされていた。気分転換に娘と共にバカンスに出かけたリサだが、不意を突かれ娘を人身売買目的で誘拐されてしまう。元エージェントのリサは訓練による能力を使って誘拐犯のうち2人を追い詰めて殺害するも、誘拐被害を証明できずに殺人罪で指名手配されてしまい、警察に追われながら犯人を追うことになる。
[全体的な完成度は決して悪くないのだが、クラークの行動の意図が意味不明だ(筋が通ってない)し、リサの過去が大して機能してなくて、肝心の部分が残念]

 

☆バレット・イン・ザ・フェイス(原題:Bullet in the Face)
<キャスト>
グンター・フォーグラー:マックス・ウィリアムズ
カール・ハガーマン:ニール・ネイピア
マルティーヌ・マーラー:ケイト・ケルト
エヴァ・ブレーデン:ジェシカ・スティー
ヨハン・タンホウザー:エディ・イザード
ラッケン:エリック・ロバーツ

人も動物も容赦なく殺す凶悪犯のグンター・フォーグラーは、犯罪組織のボスのヨハン・タンホウザー(エディ・イザード)の指示で、恋人のマルティーヌ・マーラー(ケイト・ケルトン)と共に店を襲撃するも、駆け付けた刑事(マックス・ウィリアムズ)と相撃ちになって倒れる。目を覚ますと、警視総監エヴァ・ブレーデン(ジェシカ・スティーン)のある目的のために、相撃ちで殺した刑事の顔が移植されていた。
[興味深い作品ではあるのだが、登場人物の描写に一貫性があまり感じられず、深味もない。ストーリーも、ある程度の一貫性と起承転結の欲しいところ]

 

☆ザ・リディーマー(原題:Redeemer) [オススメ]
<キャスト>
ニッキー・パルド:マルコ・サロール
サソリ:ホセ・ルイス・モスカ
ティーヴン・ブラドック:ノア・セガ
エドラ:ボリス・スミルノフ
アントニア:ロレト・アラヴェナ
オーガスティン:マウリシオ・ディオカレス

かつては優秀な殺し屋で、"救世主"とも呼ばれたニッキー・パルト(マルコ・サロール)はある事件をきっかけに放浪の旅に出ていた。しかし、オーガスティン(マウリシオ・ディオカレス)を救ったことで、麻薬取引に巻き込まれる。それと同時に、因縁のある別の殺し屋サソリ(ホセ・ルイス・モスカ)の手も迫っていた。
[ストーリーは単純でありきたりだが、マルコ・サロールを活かしたアクションができていた点は高評価に値する。]

 

コンフィデンシャル/共助(原題:공조) [オススメ]

コンフィデンシャル/共助 感想[映画]の記事にて。

 

トレイン・ミッション(原題:The Commuter)

トレイン・ミッション 感想[映画]の記事にて。

 

☆ノンストップ・トリガー(原題:Truy Sat)
<キャスト>
アン:トロン・グォク・アン
ロク・ソイ:ラムゥ・ビッセイ
キエン:ティエン・グエン
ミン:ヴィン・テュイ
チュオン・ルク:ジェームズ・ルッソ
フーン・ルア:マリア・トラン
ハイ:マーカス・ギルハム

警察特殊部隊の女性エースであるアン(トロン・グォク・アン)は、裏取引オークション会場で見つけた怪しい男を、揉み合いの末、誤ってビルから転落死させてしまう。その男が闇組織のボスであるロク・ソイ(ラムゥ・ビッセイ)の妹フーン・ルア(マリア・トラン)の婚約者であったことから、アンは組織から狙われる。魔の手はアンの弟にまで及んだため、アンは組織と闘うことを決意する。
[アジア映画にしては見所の多い映画で、B級アクション映画としては及第点。ただ、カーアクションがCGくさかったり、闇組織というにはなんとなく生温い感じもする。過度な期待はせずに見れば満足できるはず]

 

ダニー・ザ・ドッグ(原題:Unleashed/Danny the Dog) [オススメ]
<キャスト>
ダニー:ジェット・リー
サム:モーガン・フリーマン
バート:ボブ・ホスキンス
ヴィクトリア:ケリー・コンドン
ワイエス:マイケル・ジェン
ジョージ:テイラー・ハッサン
レフティ:ディラン・ブラウン
高利貸しのバート(ボブ・ホスキンス)は、金を滞納するギャングたちをダニー(ジェット・リー)に襲わせていた。幼い頃にバートに拾われて殺人マシンに育て上げられた上に、犬同然の扱いを受けていたダニーだったが、バートに連れられて向かった仕事先で盲目ピアニストのサム(モーガン・フリーマン)と出会って以降、変化が現れる。
[ジェット・リーモーガン・フリーマン出演でリュック・ベッソン脚本ということで、デキは素晴らしいと思う。アクションはそこまで多くないのだが、登場人物やストーリーが上手いので、気にならない。勧善懲悪とはならなかったが。]

 

☆スティール・サンダー(原題:Black Water)

スティール・サンダー 感想[映画]の記事にて。

 

あと数作は視聴後にこのページに記載する予定です。

洋画アクション レビュー集8 ラン・オールナイトやソルトなどオススメ作品多数

こんにちは、湊柚子です。

 

別ブログに書いていたレビューをほぼそのまま貼り付けたものです。点数は削除しています(絶対評価相対評価も上手くいかなかったため)。
個人的に気に入った作品の一部レビューは、別記事で書いていく予定です。

オススメ作品には[オススメ]とつけてあります。

 

☆ラストミッション(原題:3 Days to Kill)
<キャスト>
イーサン・レナー:ケビン・コスナー
ゾーイ・レナー:ヘイリー・スタインフェルド
ヴィヴィ・ディレイ:アンバー・ハード
クリスティン・レナー:コニー・ニールセン
ウルフ(ウォルフガング・ブラウン):リチャード・サメル
アルビノ:トーマス・レマルキス
ミタット・ユルマズ:マルク・アンドレオーニ
グイド:ブルーノ・リッチ
ジュールス:エリック・エブアニー
ルイス:ビッグ・ジョン
ヒュー:ジョナス・ブロケット

CIAスパイのイーサン・レナー(ケビン・コスナー)は、任務中に倒れ、医者から余命3ヶ月の宣告を受ける。イーサンは余生を妻子と過ごす為にパリへ戻るが、アパートは不法移民のジュールス(エリック・エブアニー)一家に勝手に住まれ、妻子ともうまくいかない。そんな折、ヴィヴィ・ディレイ(アンバー・ハード)という女エージェントから、延命が可能な試薬を渡す代わりに、テロリストのウルフことウォルフガング・ブラウン(リチャード・サメル)を殺すよう依頼される。
[アクションシーンなど所々見どころはあるが、登場人物を上手く活かし切れていない、或いは描写が浅い。余命3ヶ月の病気でなくても同様のストーリーが書ける。]

 

ドライブ・アングリー(原題:Drive Angry)
<キャスト>
ジョン・ミルトンニコラス・ケイジ
パイパー:アンバー・ハード
監査役:ウィリアム・フィクナー
ヨナ・キング:ビリー・バーク
ウェブスター:デヴィッド・モース
警部:トム・アトキンス

ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は、カルト教団のボスであるヨナ・キング(ビリー・バーク)に娘を殺され、娘の生んだ赤ん坊を連れ去られた。復讐と奪還の為にヨナ・キングを追う過程でミルトンはパイパー(アンバー・ハード)と道を共にすることになる。更にミルトンは、ヨナ・キングだけでなく、監査役(ウィリアム・フィクナー)と名乗る自称FBIの男にも命を狙われる。
[平凡な構図にも関わらず世界観が謎。とはいえ、ニコラス・ケイジがまだ良い感じで、アクションシーンもそれ自体は悪くはない。アンバーの存在もプラスした]

 

ラン・オールナイト(原題:Run All Night) [オススメ]
<キャスト>
ジミー・コンロン:リーアム・ニーソン
マイク・コンロン:ジョエル・キナマン
ショーン・マグワイアエド・ハリス
アンドリュー・プライス:コモン
ガブリエラ・コンロン:ジェネシス・ロドリゲス
パット・マレン:ブルース・マッギル
ジョン・ハーディング:ヴィンセント・ドノフリオ
ダニー・マグワイアボイド・ホルブルック

マフィアのボスであるショーン・マグワイア(エド・ハリス)に、親友として、そして殺し屋として長年仕えてきたジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、過去の行いの数々に悩まされ酒に溺れていた。ある日、ショーンの息子であるダニー・マグワイア(ボイド・ホルブルック)の殺人をジミーの息子であるマイク・コンロン(ジョエル・キナマン)が目撃、口封じにマイクを殺そうとしたダニーをジミーが射殺してしまう。
[単純なストーリーながら緊張感があり、それにアクションも巧く融合。個人的にはリーアム・ニーソンとコモンの対決が好み。俳優にも支えられている作品]

 

ニード・フォー・スピード(原題:Need for Speed)
<キャスト>
トビー・マーシャル:アーロン・ポール
ディーノ・ブルースタードミニク・クーパー
ジュリア・マッドン:イモージェン・プーツ
ベニー:スコット・メスカディ
フィン:ラミ・マレック
ジョー・ペック:ラモン・ロドリゲス
リトル・ピート:ハリソン・ギルバートソン
アニータ:ダコタ・ジョンソン
モナークマイケル・キートン

トビー・マーシャル(アーロン・ポール)は父の遺した自動車修理工場を仲間と共に営みながら、夜は非合法のレースに出場し、その腕前は有名になりつつあった。ある日、ライバルのディーノ・ブルースター(ドミニク・クーパー)から、シェルビー・マスタングを完成させるように依頼があった。不本意ながらも、報酬で自動車工場を維持するために依頼を受けたが…。
[ゲームの映画化というあまり上手くいかなそうな状況ではあるが、アクションはこだわっており、ストーリーもそこまで陳腐になりすぎなかったのは良い]

 

スペシャルID 特殊身分(原題:特殊身份) [オススメ]
<キャスト>
チェン・チーロン:ドニー・イェン
サニー/ルオ・ジーウェイ:アンディ・オン
ファン・ジン:ジン・ティエン
ホン:コリン・チョウ
チャン警部:ロナルド・チェン
エイミー:パウ・ヘイチン
テリー:テレンス・イン

香港の麻雀店で舎弟達のトラブルを解決するべく勝負をしていたチェン・チーロン(ドニー・イェン)は、いかさま勝負に勝利するも、舎弟達は負傷し、自身も喧嘩に巻き込まれていた。そんな彼は裏社会のボスであるホン(コリン・チョウ)の組織に潜入する捜査官であった。ある日、かつての弟分であるサニー(アンディ・オン)がホンのブツを奪い取ったことから、ホンに命じられてサニーを追うことになった。
[ストーリーはあってないようなものだが、ドニー・イェンの技がメインなのでそこまで気にならない。裏社会が甘すぎる感はある。ジン・ティエン演じるファン・ジンは結構可愛らしい。]

 

☆ソルト(原題:Salt) [オススメ]
<キャスト>
イヴリン・ソルト:アンジェリーナ・ジョリー
テッド・ウィンター/ニコライ・タルコフスキーリーヴ・シュレイバー
ウィリアム・ピーボディ:キウェテル・イジョフォー
オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ:ダニエル・オルブリフスキー
マイケル・クラウス:アウグスト・ディール
ハワード・ルイス米大統領:ハント・ブロック
ボリス・マトヴェーエフ露大統領:オレク・クルパ

ある日、ロシアからの亡命者オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ(ダニエル・オルブリフスキー)がCIAに出頭してきた。オルロフは、アメリカで"Xデー"を待つロシアのスパイたちの存在と、彼らの一人がボリス・マトヴェーエフ露大統領(オレク・クルパ)の暗殺を計画していることを語り、更に、上司のテッド・ウィンター(リーヴ・シュレイバー)やウィリアム・ピーボディ(キウェテル・イジョフォー)と共に尋問を見ていたCIA秘密工作員のイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)がスパイの一人であると告げた。
[主人公の正体が不明という状態でしばらく物語が進行しながらも、そこまでストーリーに欠陥がなく、すんなりと観られた。アクションは比較的良好]

 

☆ミッション:エクストリーム(原題:Jerry Cotton)
<キャスト>
ジェリー・コットン:クリスチャン・トラミッツ
フィル・デッカー:クリスチャン・ウルメン
マレーナ:モニカ・クルーズ
ダリル・ザナック:クリスチャン・ポール
クラウス・シュミット:ハイノ・フェルヒ
ジョニー・ロッコ:ヨーラム・フェルクレイン
ルビー:ユルゲン・タラッハ
ミスター・ハイ:ハーバート・ナップ
サミー・セラーノ:モーリッツ・ブライプトロイ

FBI捜査官のジェリー・コットン(クリスチャン・トラミッツ)は、誘拐事件を解決した後に殺人事件の現場に呼び寄せられるが、その被害者が"人形遣い"と呼ばれる銀行強盗のサミー・セラーノ(モーリッツ・ブライプトロイ)であった。犯人とサミーの盗んだ2億ドルの行方を探るため、頼りない新相棒フィル・デッカー(クリスチャン・ウルメン)と共に調査に乗り出し、マレーナ(モニカ・クルーズ)というダンサーと接触する。
[ザナックマレーナの描写、そしてストーリーが雑な印象を受ける。そもそもFBIのみならずNYでドイツ語が公用語のごとく溢れているという謎。それ以外はアクションコメディとしてそれなりのデキにはなっている]

 

☆リベンジ・リスト(原題:I Am Wrath)
<キャスト>
スタンリー・ヒルジョン・トラボルタ
デニス:クリストファー・メローニ
アビー:アマンダ・シュル
ギブソン刑事:サム・トラメル
ウォーカー刑事:アサンテ・ジョーンズ
メザーブ州知事:パトリック・セント・エスプリト
レミ・K:ポール・スローン
チャーリー:ルイス・ダ・シルバ・Jr
ビビアン・ヒルレベッカ・デモーネイ

自動車整備士スタンリー・ヒル(ジョン・トラボルタ)は、久々に愛妻のビビアン・ヒル(レベッカ・デモーネイ)と再会するも、その矢先にチャーリー(ルイス・ダ・シルバ・Jr)らギャング3人組に襲撃され、ビビアンが殺害される。逃走したチャーリー達は一度は捕まるも、大物ギャングのレミ・K(ポール・スローン)の手下だったため、悪徳警官ギブソン刑事(サム・トラメル)らによって保釈されてしまう。それを知ったスタンリーは、秘密工作員としての過去を呼び戻し、復讐を始める。
[知事邸でわざわざ撃たれたのは謎(残党殺しの為?病院は脱走しやすいから?)。冗長でないストーリーは良いが、復讐がトントン拍子すぎた感も。復讐というには憎悪の描写が足りない。ただ、ガンアクションは見所があり、良作の素質はあった。]

 

ASSASSIN アサシン(原題:One in the Chamber)
<キャスト>
レイ・カーバー:キューバ・グッディング・Jr
アレクセイ・"ザ・ウルフ"・アンドレーエフ:ドルフ・ラングレン
ジャニス・ノールズ:クローディア・バッソルズ
ミハイル・スベロフ:アンドリュー・ビックネル
デミヤン・イバノフ:ルイス・マンディロア
ボビー・スベロフ:レオ・グレゴリー
ブラッド・タバニアン:アラン・パンシュ

共産主義の衰退した東欧のプラハは、武器商人や麻薬組織が拠点をおいて活動する、儲かる市場となっていた。国際的暗殺者レイ・カーバー(キューバ・グッディング・Jr)はマフィアのミハイル・スベロフ(アンドリュー・ビックネル)に依頼され、ミハイル・ファイミリーの敵組織であるタバニアン・ファミリーのボス、ブラッド・タバニアン(アラン・パンシュ)を暗殺するも、ブラッドの右腕デミヤン・イバノフ(ルイス・マンディロア)を殺し損ねる。
[アクションは見どころがあり、ドルフ・ラングレンは活かせているが、それ以外は全体的にもったいない感じ。低予算・短時間で巧く描き切る難しさを感じた]

 

☆沈黙の復讐(原題:Born to Raise Hell)
<キャスト>
ロバート・"ボビー"・サミュエルス:スティーヴン・セガール
ドミトリ:ダン・バダラウ
コステル:ダーレン・シャラヴィ
ティーヴ:D・ニール・マーク
ロニー:ジョージ・レメス
ダダ:ゾルタン・バトク

ブカレストで国際麻薬捜査部隊(IDTF)のチームリーダーを務めているロバート・"ボビー"・サミュエルス(スティーヴン・セガール)は、半年前に相棒を失ったが、本部から送られてきた新たな相棒スティーヴ(D・ニール・マーク)と共に、ある事件を追っていた。事件のカギを握るのがギャングのコステル(ダーレン・シャラヴィ)であると知ったボビーは、コステルと取引をしていたドミトリ(ダン・バダラウ)に接触を図る。
[邦題やあらすじにあるような復讐劇がずっと続くわけではないので、復讐モノとはちょっと異なる。アクションとラストシーンは良好、それ以外は平凡]

 

☆12 ラウンドシリーズ
<キャスト>(12 ラウンド)
ダニー・フィッシャー:ジョン・シナ
マイルズ・ジャクソン:エイダン・ギレン
モリー・ポーター:アシュレイ・スコット
ハンク・カーヴァー:ブライアン・J・ホワイト
ジョージ・エイキン:スティーヴ・ハリス
レイ・サンティアゴ:ゴンザロ・メネンデス

<キャスト>(12 ラウンド/リローデッド)
ニック・マロイ:ランディ・オートン
パトリック・ヘラー:ブライアン・マーキンソン
トミー・ウィーバー:トム・スティーヴンス
マッケンジー刑事:ヴィーナス・ターゾ
サラ・マロイ:シンディ・バズビー
サイクス刑事:ショーン・ロジャーソン
デヴリン・ウィーバー知事:セバスチャン・スペンス

1st:12 ラウンド(原題:12 Rounds)
ニューオーリンズ市警に勤める巡査ダニー・フィッシャー(ジョン・シナ)は、相棒のハンク・カーヴァー(ブライアン・J・ホワイト)と共に、大物強盗犯マイルズ・ジャクソン(エイダン・ギレン)を捕まえることに成功する。しかし、マイルズと共に追い詰められたマイルズの恋人が逃走を試みるも、車にはねられて死亡する。1年後、マイルズは復讐と称してダニーの妻モリー・ポーター(アシュレイ・スコット)を誘拐し、失敗すると一般人を巻き込みかねない12のミッションを解決するよう脅迫する。
[ダイ・ハード3やスピードを彷彿とさせる、いわば「観たことある」ストーリーではあるが、下手な真似っこではない。WWE制作でも格闘は少ないが]

2nd:12 ラウンド/リローデッド(原題:12 Rounds 2: Reloaded)
救命士のニック・マロイ(ランディ・オートン)は、妻のサラ・マロイ(シンディ・バズビー)と共に映画館からの帰り道を歩いていたが、その道中で事故に遭遇、救命を試みるも、一人の女性を死なせてしまう。その一年後、ある成人男性の救助中に、ニックの元へ電話がかかってくる。
[前作のストーリーに展開の巧妙さを無くした劣化版。アクションは相変わらず見応えがある。続編でないことはあらすじから明らかだ]

 

☆テイカーズ(原題:Takers)
<キャスト>
ジョン・ラーウェイ:ポール・ウォーカー
ゴードン・コジエー:イドリス・エルバ
ジェイク・アッティカ:マイケル・イーリー
ジェシーアッティカ:クリス・ブラウン
A.J.:ヘイデン・クリステンセン
デロンテ・"ゴードン"・リヴァーズ:ティップ・"T.I."・ハリス
ジャック・ウェルズ:マット・ディロン
エディ・"ハッチ"・ハッチャー:ジェイ・ヘルナンデス

コードン・コジエー(イドリス・エルバ)率いる強盗グループは、今回も完璧な作戦で銀行強盗を成功させていた。そんな彼らの元に、出所したばかりのかつての仲間であるデロンテ・"ゴードン"・リヴァーズ(ティップ・"T.I."・ハリス)がある犯罪計画を持ち掛けてくる。また同じ頃に、銀行強盗の調査をしていた刑事ジャック・ウェルズ(マット・ディロン)が徐々にゴードンたちの存在に近づいていた。
[女性の絡まない、廉価版ザ・タウン(ベン・アフレック主演映画)と言える。ラストが若干雑な気がしたが、全体的に見応えがあるし、アクションも悪くない]

 

ファイトクラブ・レディズ(原題:Female Fight Club)
<キャスト>
レベッカ・ホルト:エイミー・ジョンストン
ケイト・ホルト:コートニー・パーム
ランドン・ジョーンズ:レイ・ゴヨス
カイル・ポッター:ショーン・ファリス
サム・ホルト:ドルフ・ラングレン
ジーク:チャック・ジトー
クレア・"ザ・ブル"・ストロンサム:ミシェル・ジュビリー・ゴンザレス
イカ:ショーン・ブラウン
リサ・ミン:レヴィ・トラン
ウィンター:フォロアケ・オロウォフォイェク
ギャビー:ジャネット・サマーノ

かつて闇のファイトクラブでビーストと呼ばれていた選手レベッカ・ホルト(エイミー・ジョンストン)は、引退後、ペットの保護団体施設で働いていた。ある時、シングルマザーで妹のケイト・ホルト(コートニー・パーム)が訪ねて来て、自分がマフィアのランドン・ジョーンズ(レイ・ゴヨス)を相手に借金トラブルになっており、危険だということを伝える。
[駄作臭漂うが、観ていて退屈なことはない。銃がほぼ出てこない、格闘技で魅せる強い女性は美しく、特に主人公役のエイミー・ジョンストンはセクシーでもある]

 

アウトバーン(原題:Collide)
<キャスト>
ケイシー:ニコラス・ホルト
ジュリエット:フェリシティ・ジョーンズ
マティアス:マーワン・ケンザリ
ゲラン:ベン・キングズレー
ハーゲン・カール:アンソニー・ホプキンス

ケイシー(ニコラス・ホルト)は、アメリカからドイツに渡り、マフィアのゲラン(ベン・キングズレー)の元で悪事をはたらく賢い自動車泥棒だった。しかし、ケイシーはアメリカ人女性のジュリエット(フェリシティ・ジョーンズ)と恋に落ち、彼女の為に足を洗う。一度は足を洗ったケイシーだったが、ジュリエットが腎臓移植を要する病気だと知ると、再びゲランの元に戻り、手術費を稼ぐための危険な依頼を受ける。
[邦題のようにアウトバーンが主たる舞台ではないが、カーアクションメインだし、稚拙な感じでもない。泥棒にすぎない主人公が急にガンアクションで目覚めるような、安直な覚醒などもないのは良]

 

☆ザ・スパイ シークレット・ライズ(原題:스파이、英題:The Spy: Undercover Operation) [オススメ]
<キャスト>
チョルス:ソル・ギョング
ヨンヒ:ムン・ソリ
ライアン:ダニエル・ヘニー
ジン:コ・チャンソク
ペク・ソリ:ハン・イェリ

ある日、核放棄を推進する北朝鮮高官が暗殺された。事件のカギを握るのは、天才物理学者である高官の娘ペク・ソリ(ハン・イェリ)。娘の保護のためにタイへ向かうのは、韓国のスパイ、チョルス(ソル・ギョング)。チョルスは韓国一のスパイであるが、妻のヨンヒ(ムン・ソリ)には頭が上がらない。この日も出張とウソをつき任務へ向かったが、タイに着くと、ヨンヒがライアン(ダニエル・ヘニー)という男と二人で居るところ目撃してしまう。
[韓国版トゥルーライズ。ラスト以外露骨なパクり感はなく、本家を足掛けにスパイコメディとして良好に仕上がる。アクションはやや映像技術に頼り過ぎな感。]

洋画アクション レビュー集7 キス・オブ・ザ・ドラゴンやマチェーテなどオススメ作品多数

こんにちは、湊柚子です。

 

別ブログに書いていたレビューをほぼそのまま貼り付けたものです。点数は削除しています(絶対評価相対評価も上手くいかなかったため)。
個人的に気に入った作品の一部レビューは、別記事で書いていく予定です。

オススメ作品には[オススメ]とつけてあります。

 

☆ガーディアン(原題:Schutzengel)
<キャスト>
マックス・フィッシャー:ティル・シュヴァイガー
ニナ:ルナ・シュヴァイガー
ルディ:モーリッツ・ブライプトロイ
サラ・ミュラー:カロライン・シューフ
トーマス・バッカー:ハイナー・ローターバッハ

ベルリンの高級ホテルでルームサービスに来たトニーと恋人のニナ(ルナ・シュヴァイガー)は、実業家の客トーマス・バッカー(ハイナー・ローターバッハ)のPCに悪戯しようとするが、逆上したバッカーにトニーは撃ち殺されてしまう。隠れて一部始終を見ていたニナはバッカーの有罪を証言しようと決心する。ニナの命がバッカーらに狙われることを恐れた検事たちは警察官マックス・フィッシャー(ティル・シュヴァイガー)らに護衛を依頼する。
[ストーリーはちゃんとしており、アクションや人物描写も良いのだが、ラストの闘いは省略しすぎか]

 

☆マキシマム・ブラッド(原題:Pound of Flesh)
<キャスト>
ディーコン:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
アナ:シャルロット・ペータース
ドレイク:ダレン・シャラビ
カン:アキ・アレオン
ジョージ:ジョン・ラルストン

かつてフランス特殊部隊に属する人質奪還のプロであったディーコン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、姪の命を救うために腎臓の提供を決め、フィリピンに入国していた。しかし、入国してすぐに犯罪組織の罠にはまり、気が付くと腎臓を奪われていた。
[ヴァンダムのアクションだけでなく、安直でない、わりと考えられた展開も多々ある]

 

☆おじいちゃんはデブゴン(原題:我的特工爺爺 The Bodyguard)
<キャスト>
ディン:サモ・ハン
チュンファ:ジャクリーン・チャン
イ・ジンガウ:アンディ・ラウ
チョイ:フォン・ジャーイー
セルゲイ:ジェームズ・リー・ガイ

66歳になるディン(サモ・ハン)は、かつては人民解放軍の中央情報局の要人警護に当たる拳法の達人であったが、今は物忘れの激しい老人。そんなディンの唯一の心のよりどころは隣家の少女チュンファ(ジャクリーン・チャン)であった。ある時、チュンファの父レイ・ジンガウ(アンディ・ラウ)はギャンブルによる借金がもとで、中国マフィアからある任務を課せられる。
[サモ・ハンの演技やアクションシーンは確かに楽しめるが、全体的に予告から受けるイメージとはやや異なる]

 

☆HELL ヘル(原題:In Hell)
<キャスト>
カイル・ルブラン:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
囚人番号451:ローレンス・テイラー
グレイ・ルブラン:マーニー・アルトン
マラカイ:マラカイ・デヴィッドソン
クールハンド:ビリー・リーク
ボルトン:ホルヘ・ルイス・アブレイユ
フルショフ将軍:ロイド・バティスタ
ヴァーリャ:マイケル・ベイリー・スミス
ウスップ:ロバート・ラサルド
トーリク:カルロス・ゴメス
ビリー・クーパー:クリストファー・モア
ヴィクター:パウロ・トーチャ

ロシアで仕事をしていたアメリカ人技師カイル・ルブラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、帰国を前に帯同していた妻グレイ・ルブラン(マーニー・アルトン)を殺されてしまう。犯人が買収によって釈放されたことに怒ったカイルは、犯人を裁判所内で射殺してしまい、暴力、買収、殺し合いが横行するグラヴァヴィ刑務所に投獄される。
[刑務所をテーマにした作品の良いとこ取り。アクションも十分。ただし予告と違い、脱獄、告発はあまり中心の要素ではない]

 

☆バトルヒート(原題:Skin Trade)
<キャスト>
ニック・キャシディドルフ・ラングレン
トニー:トニー・ジャー
ヴィクター・ドラゴヴィッチ:ロン・パールマン
リード捜査官:マイケル・ジェイ・ホワイト
コステロ警部:ピーター・ウェラー
ミン:セリーナ・ジェイド
ゴラン:マイク・ドゥパド

バンコクで刑事トニー(トニー・ジャー)が追っていた、人身売買を行う犯罪組織のボスであるヴィクター・ドラゴヴィッチ(ロン・パールマン)がアメリカへ入国していることを知ったニック・キャシディ(ドルフ・ラングレン)たちは、ドラゴヴィッチの逮捕に成功するが、その際の行動により、ニックは報復を受ける。
[ラングレンのアクションがもっさりしておらず、ジャーのアクションも活かせていた。所々気になるところはあるが、「夢の共演」的な作品としては珍しく残念な出来ではない]

 

ジャン=クロード・ヴァン・ダム ザ・コマンダー(原題:Second in Command)
<キャスト>
サミュエル'サム'・キーナン中佐:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ミシェル・ホイットマン:ジュリー・コックス
フランク・ゲインズ:ウィリアム・タプリー
ジョン・ボールドウィン大尉:アラン・マッケンナ
'グニー'アール・ダーネル一等軍曹:ラザーク・アドティ
ユーリ・アミュレフ大統領:セルバン・セレア
アードン・タバロフ:ヴェリボール・トピッチ

東欧某国で、反政府・反米過激派がクーデターを起こした。外国人記者襲撃に始まり、保護された現地の現大統領ユーリ・アミュレフ(セルバン・セレア)の命を狙って米国大使館包囲にまで展開。このような窮地に、サミュエル'サム'・キーナン中佐(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)が立ち上がる。
[カメラワークや展開(特に後半)が物足りず、もう少し緩急が欲しいところ。ヴァン・ダムのおかげで、観て後悔するものではないが…]

 

エヴァリー(原題:Everly)
<キャスト>
エヴァリー:サルマ・ハエック
デッドマン:アキー・コタベ
タイコ:渡辺裕之
サディスト:伊川東吾
アナ:ガブリエラ・ライト

ヤクザの組長タイコ(渡辺裕之)の愛人だったコールガールのエヴァリー(サルマ・ハエック)は、今の生活を抜け出そうと警察の情報屋となっていたことがタイコにバレ、追い込まれる。エヴァリーは自殺を考えたが、母に預けた娘のことを想い、反撃に転ずる。
[B級映画としてはまとまっていて、いかにもな洋画の日本人描写が面白味を出している。ただ、窮地に追い込まれた割には都合が良すぎる展開も多々]

 

☆デッドフォール(原題:Tango & Cash)
<キャスト>
“レイ”レイモンド・タンゴ:シルヴェスター・スタローン
“ゲイブ”ガブリエル・キャッシュ:カート・ラッセル
イブ・ペレット:ジャック・パランス
“キキ”キャサリン・タンゴ:テリー・ハッチャー
レカン:ブライオン・ジェームズ
クワン:ジェームズ・ホン
ロペス:マルク・アレイモ
オーウェン:マイケル・J・ポラード
シュローダー署長:ジェフリー・ルイス
フェイス:ロバート・ツダール
スキナー:マイケル・ジェッター
ワイラー:ルイス・アークエット

ロサンゼルス市警の異なる分署に所属するレイモンド・タンゴ(シルヴェスター・スタローン)とガブリエル・キャッシュ(カート・ラッセル)は、それぞれスタイルが全く異なるが、互いをライバル視する麻薬取締担当刑事だった。そんな彼らに何度と取引を邪魔された犯罪組織のボスであるイブ・ペレット(ジャック・パランス)は、彼らを殺さずに排除するため、失脚させるための罠を仕掛ける。
[スタローンとラッセルは逆のイメージだったが、これはこれで良い。二人の掛け合いにアクションもそこそこ楽しめるが、意外性は特にない]

 

☆その女諜報員アレックス(原題:Momentum)
<キャスト>
アレックス・ファラデー:オルガ・キュリレンコ
ワシントン :ジェームズ・ピュアフォイ
上院議員モーガン・フリーマン
ペニー・フラー:リー=アン・サマーズ
ケヴィン・フラー:コリン・モス
クリントンシェリー・ニコール
ジェファーソン:リチャード・ロシアン
マディソン:フロムラ・ダンダーラ
モンロー:グレッグ・クリーク
ダグ・マッカーサー:カール・タニング

アレックス・ファラデー(オルガ・キュリレンコ)は、元恋人のケヴィン・フラー(コリン・モス)に誘われて銀行強盗チームに入り銀行強盗を実行したが、仲間と争いになり、顔が目撃されてしまう。その晩、ケヴィンと共に依頼者との面会場所であるホテルに向かうが、突然襲撃される。
[可も不可もない感じ。それなりにお金かけた現代洋画であればこれくらいにはなる、という程度。緊迫感はそこそこ、アクションもまあまあ。]

 

キス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:Kiss of the Dragon) [オススメ]
<キャスト>
リュウジェット・リー
ジェシカ:ブリジット・フォンダ
リチャード:チェッキー・カリョ

中国とフランスの間で麻薬取引を行うギャングの逮捕のために中国からパリへ渡ったリュウ(ジェット・リー)は、現地で地元警察のリチャード(チェッキー・カリョ)と合流するが、実は麻薬市場を狙う悪徳警官であったリチャードの策謀により、ギャング殺害の犯人に仕立てあげられてしまう。
[ジェット・リーが仕事一本の一匹狼を見事に演じる。そのアクションも良い。ストーリーも悪くない。ラストシーンがもう少し派手でも文句はつかないかと]

 

マチェーテシリーズ [オススメ]
<キャスト>(マチェーテ)
マチェーテダニー・トレホ
サルタナ・リヴェラ:ジェシカ・アルバ
マクラフリン上院議員ロバート・デ・ニーロ
ルース:ミシェル・ロドリゲス
マイケル・ブース:ジェフ・フェイヒー
ロヘリオ・トーレススティーヴン・セガール
パードレ:チーチ・マリン
エイプリル・ブース:リンジー・ローハン
ヴォン・ジャクソン:ドン・ジョンソン
オシリストム・サヴィーニ

<キャスト>(マチェーテ・キルズ)
マチェーテ・コルテス:ダニー・トレホ
ルーサー・ヴォズ:メル・ギブソン
マルコス・メンデス:デミアン・ビチル
ルース:ミシェル・ロドリゲス
ブランカバスケスアンバー・ハード
アダム・デズデモーナ:ソフィア・ベルガラ
キル・ジョイ:アレクサ・ヴェガ
ラスコック大統領:カルロス・エステベス
エル・カメレオン1:ウォルトン・ゴギンズ
エル・カメレオン2:キューバ・グッディング・ジュニア
ラ・カメレオン:レディー・ガガ
エル・カメレオン4:アントニオ・バンデラス
サロール:マルコ・サロール

1st:マチェーテ(原題:Machete)
メキシコ連邦捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)は、正義感に従って愛用のマチェーテで犯罪者を次々と倒していく凄腕捜査官であったが、麻薬王ロヘリオ・トーレス(スティーヴン・セガール)と対立し、妻子を惨殺される。その3年後、テキサスで不法移民として働いていたマチェーテの元に、マイケル・ブース(ジェフ・フェイヒー)からマクラフリン上院議員(ロバート・デ・ニーロ)暗殺依頼が来る。
[上映時間からは想像できないほどの盛りだくさんな内容。凄まじい狂気を孕んだアクションとストーリーを楽しめる。マチェーテ側の人間関係はわかるが、反マチェーテ側の人間関係はわかりづらかった(理解力要する)]

2nd:マチェーテ・キルズ(原題:Machete Kills)
武器の取引の場で相棒のサルタナ・リヴェラ(ジェシカ・アルバ)捜査官を失った後、マチェーテはラスコック(カルロス・エステベス)合衆国大統領からの依頼を受ける。それは、「麻薬と暴力を排除するためのメキシコ侵攻を容認しなければワシントンにミサイルを撃ち込む」と脅してきたマルコス・メンデス(デミアン・ビチル)を暗殺することであった。
[むちゃくちゃやりすぎで内容がわかりにくい。非現実的すぎる。アクション、キャストは良いので、巧くまとめてちゃんと完結させられれば悪くなかったはず]

 

イントゥ・ザ・サン(原題:Into the Sun)
<キャスト>
ラヴィス・ハンター:スティーヴン・セガール
ショーン・マック:マシュー・デイヴィス
黒田:大沢たかお
川村:本田大輔
タケシ:大村波彦
ナヤコ:山口佳奈子
不動明王豊原功補
小島:伊武雅刀
松田:寺尾聰
メイ・リン:ペース・ウー
ブロック:ウィリアム・アザートン
ジュエル:ジュリエット・マーキス

東京で外国人排斥を唱える都知事が暗殺される事件が発生。テロ組織の関連が疑われる一方でヤクザが関わっている可能性もあったことから、CIAは、日本で生まれ育ち、下町で刀屋を営む元敏腕エージェントのトラヴィス・ハンター(スティーヴン・セガール)に調査を依頼する。
[洋画で日本描写が間違っていると怒る日本人が居るが、無視して良い。言語使い分けや登場人物の活かし方、ヤクザの描写は微妙。冒頭シーンと知事暗殺は何だったのか。ただ、セガールが日本語を駆使するアクション洋画というだけで見物]

 

トゥルーライズ(原題:True Lies) [オススメ]
<キャスト>
ハリー・タスカー:アーノルド・シュワルツェネッガー
ヘレン・タスカー:ジェイミー・リー・カーティス
アルバート・マイク・ギブソン:トム・アーノルド
サリム・アブ・アジズ:アート・マリック
ジュノ・スキナー:ティア・カレル
ミスター・サイモン:ビル・パクストン
ディナ・タスカー:エリザ・ドゥシュク
ファイシル:ブラント・ヘスロヴ

妻子や世間に向ける表向きの仕事はコンピュータ会社のセールスマン、本当の姿は大統領直属の国家保安機関のスパイであるハリー・タスカー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は仲間と共に、中東テロリストの資金ルート解明の為に動いていた。その中で古美術商のジュノ・スキナー(ティア・カレル)に接触するが、テログループのリーダーであるサリム・アブ・アジズ(アート・マリック)に勘付かれる。
[アクションとコメディの融合をこれほど巧く成し、初めから終わりまで楽しめる作品はなかなかない。個人的には、やたら評価されている古い作品のほとんどはあまり楽しめないのだが、この作品はそんな人間でも楽しめる]

 

☆陰謀のスプレマシー(原題: The Expatriate、米国題: Erased)
<キャスト>
ベン・ローガン:アーロン・エッカート
エイミー・ローガン:リアナ・リベラト
アンナ・ブラント:オルガ・キュリレンコ
デレク・コーラー:ニール・ネイピア
ハルゲート:ギャリック・ヘイゴン
ブレイマー:デヴィッド・バーク=ジョーンズ
ナビル:イェッセン・ファデル
フロイド:アレクサンダー・フェーリング
カリム:ファブリース・ブティック

元CIA工作員のベン・ローガン(アーロン・エッカート)は、ベルギーに移住し、民間の警備装置会社に勤務しながら娘のエイミー・ローガン(リアナ・リベラト)と二人で暮らしていた。ある日ベンが出勤すると、会社と社員が消えていた。
[可も不可もない、特筆する点のない作品。父娘モノの典型のような感じであり、これなら96時間を観たほうがいい]

 

スパイ・レジェンド(原題:The November Man)
<キャスト>
ピーター・デヴェロー:ピアース・ブロスナン
デヴィッド・メイソン:ルーク・ブレイシー
アリス・フルニエ:オルガ・キュリレンコ
アルカディ・フェデロフ:ラザル・リストフスキー
ジョン・ハンリー:ビル・スミトロヴィッチ
ペリー・ワインスタイン:ウィル・パットン
サラ:イライザ・テイラー
セリア:カテリーナ・スコーソン
アレクサ:アミラ・テルツィメヒッチ
ナタリア・ウラノヴァ:メディハ・ムスリオヴィック

かつてCIAに所属していたピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)は、現在はスイスで隠遁生活をしていたが、そんな彼のもとに仲間であったジョン・ハンリー(ビル・スミトロヴィッチ)がやってくる。それは、同じく彼の仲間であったナタリア・ウラノヴァ(メディハ・ムスリオヴィック)が命の危険に晒されているから助け出してほしいというものであった。
[ピーターはアリスの正体をいつ知ったのか(急に呼び名が本名になっていた)、ロシアの女スパイは必要だったのか(フェデロフの名無しの手下で良かったのでは)などの疑問は残るも、B級にしてはストーリーが凝っていたし、アクションも良好]

洋画アクション レビュー集6 REDやアジョシなどオススメ作品多数

こんにちは、湊柚子です。

別ブログに書いていたレビューをほぼそのまま貼り付けたものです。点数は削除しています(絶対評価相対評価も上手くいかなかったため)。
個人的に気に入った作品の一部レビューは、別記事で書いていく予定です。

オススメ作品には[オススメ]とつけてあります。

 

ザ・コンサルタント(原題:The Accountant)
<キャスト>
クリスチャン・ウルフ:ベン・アフレック
デイナ・カミングス:アナ・ケンドリック
レイモンド・キング:J・K・シモンズ
ラクストン:ジョン・バーンサル
フランシス・シルヴァーバーグ:ジェフリー・タンバー
メリーベス・メディナ:シンシア・アダイ=ロビンソン
ラマー・ブラックバーンジョン・リスゴー
リタ・ブラックバーンジーン・スマート

田舎の会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、ある日大企業の財務調査の依頼を受け、重大な不正を発見するも、依頼は一方的に打ち切られ、なかったことのようにされる。更に、その日から命を狙われるようにもなったが、ウルフには別の顔があり、反撃を開始する。
[一見すればありきたりにも見える設定だが、主人公がスパルタ教育を受けた自閉症の男という点やストーリーの結末がこの作品独特の色を出している]

 

エグゼクティブ・デシジョン(原題:Executive Decision) [オススメ]
<キャスト>
フィル・デイヴィッド・グラント:カート・ラッセル
ジーン:ハル・ベリー
オースティン・トラヴィス中佐:スティーヴン・セガール
ラット:ジョン・レグイザモ
デニス・ケイヒルオリヴァー・プラット
キャピー:ジョー・モートン
イカー:ウィップ・ヒューブリー
ルイ:B・D・ウォン
ナジ・ハッサン:デヴィッド・スーシェ

オーシャニック航空343便がテロリストたちにハイジャックされる事件が発生、テロリストは指導者の釈放を要求した。オースティン・トラヴィス大佐(スティーヴン・セガール)率いる特殊部隊とフィル・デイヴィッド・グラント(カート・ラッセル)は、リーダーの真の狙いは別にあると知らずに、ハイジャック航空機制圧に乗り出す。
[ハイジャックモノということもあって舞台が狭いのは致し方ないが、カート・ラッセルファンやハイジャックモノに興味があれば是非見てほしい良作]

 

デンジャラス・ラン(原題:Safe House)
<キャスト>
トビン・フロスト:デンゼル・ワシントン
マット・ウェストン:ライアン・レイノルズ
キャサリン・リンクレイター:ヴェラ・ファーミガ
デヴィッド・バーロー:ブレンダン・グリーソン
ハーラン・ホイットフォード:サム・シェパード
カルロス・ビラル:ルーベン・ブラデス
アナ・モロー:ノラ・アルネゼデール
ダニエル・キーファー:ロバート・パトリック
アレック・ウェイド:リアム・カニンガム

マット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)は自分の能力が発揮できない仕事に辟易していた。そんな頃、マットが管理人として就いていたケープタウンのCIAの隠れ家に、元CIA工作員のトビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)が収監される。しかし、隠れ家はすぐに謎の傭兵部隊に襲撃され、マットはトビンを連れて逃げ出す。
[CIAの闇に飲み込まれまいという元工作員と主人公の心のやり取りに注目。デンゼルの演技によるところは大きいが、ストーリー自体も良い]

 

エージェント・ウルトラ(原題:American Ultra)
<キャスト>
マイク・ハウエル:ジェシー・アイゼンバーグ
フィービー・ラーソン:クリステン・スチュワート
エイドリアン・イェーツ:トファー・グレイス
ヴィクトリア・ラセター:コニー・ブリットン

マイク・ハウエル(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人のフィービー・ラーソン(クリステン・スチュワート)を心の支えとしながら何事もなく暮らすコンビニアルバイト店員であった。しかし、彼のコンビニに現れた女性がかけてきた謎の言葉を聞いた後、マイクに変化が現れる。
[パッケージよりも若干重めな内容だが、それはむしろ良い点であった。単に能力者として覚醒したら後はバンバン活躍、というような単調さが無いのも良い]

 

コードネーム U.N.C.L.E.(原題:The Man from U.N.C.L.E.)
<キャスト>
ナポレオン・ソロヘンリー・カヴィル
イリヤ・クリヤキンアーミー・ハマー
ギャビー(ガブリエラ)・テラー:アリシア・ヴィキャンデル
ヴィクトリア・ヴィンチグエラ:エリザベス・デビッキ

CIAとKGBは、核兵器拡散を企む国際犯罪組織を食い止めるべく、キーパーソンとなるギャビー・テラー(アリシア・ヴィキャンデル)を巡って対峙していたCIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)がそれぞれ抜擢され、コンビを組むことになる。
[アクションバリバリというわけではないが、主人公たちのキャラやストーリーに面白味があった]

 

☆アジョシ(原題:아저씨) [オススメ]
<キャスト>
チャ・テシク:ウォンビン
ソミ:キム・セロン
マンソク兄弟の兄:キム・ヒウォン
マンソク兄弟の弟:キム・ソンオ
キム・チゴン:キム・テフン
オ社長:ソン・ヨンチャン
ラム・ロワン:タナーヨング・ウォンタクーン

チャ・テシク(ウォンビン)は元特殊要員であったが、ある事件をきっかけに辞め、今は質屋を細々と営んでいる。そんな彼のことをアジョシ(おじさん)と呼んで慕うソミ(キム・セロン)という少女が居たが、ある日ソミの母親が麻薬関係で問題を起こし、ソミが誘拐され、テシクも襲われる。
[96時間などと同じく、凄まじい能力を持つ男が一人の少女の為に立ち上がるという構図だが、ありきたり感0で全てが素晴らしい。ストーリーとアクションが両立されている]

 

☆REDシリーズ [オススメ]
<キャスト>
フランク・モーゼズ:ブルース・ウィリス
ジョー・マシスン:モーガン・フリーマン
マーヴィン・ボッグスジョン・マルコヴィッチ
ヴィクトリア:ヘレン・ミレン
サラ・ロス:メアリー=ルイーズ・パーカー
イヴァン・シモノフ:ブライアン・コックス

1st:RED/レッド(原題:RED)
元CIAエージェントのフランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)は、引退して田舎で年金暮らしをしており、唯一の楽しみは年金事務所の電話担当者のサラ・ロス(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話をすることであった。サラと会う約束をした日に、突然フランクは襲撃を受ける。
[自分が勤めていた諜報機関を敵に回すというストーリーはありがちだが、決して退屈しない。豪華なキャストに無理ない設定がなされ、彼らの最大限のアクションを楽しめる]

2nd:REDリターンズ(原題:RED 2)
穏やかな暮らしを楽しむフランクとサラの元に、マーヴィン・ボッグス(ジョン・マルコヴィッチ)が現れ、自分たちは命を狙われていると警告してくるが、フランクは彼を追い返した。しかし追い返した直後、マーヴィンの車が爆発する。
[ストーリーがかなり入り組んでいて、前作ほどの完成度もないが、アクションはさすがだから、イ・ビョンホンの扱いと、もう少しストーリーがしっかりしていればなお良し。]

 

ザ・ロック(原題:The Rock) [オススメ]
<キャスト>
ジョン・パトリック・メイソン:ショーン・コネリー
スタンリー・グッドスピード:ニコラス・ケイジ
フランシス・X・ハメル准将:エド・ハリス

海兵隊武装偵察部隊の伝説的英雄であったフランシス・X・ハメル准将(エド・ハリス)は、敵に包囲された自分たちの部下が政府に見捨てられたことへの怒りから、観光客を人質に、「要求を飲まないとVXガスを乗せたミサイルをサンフランシスコに打ち込む」と国防総省を脅してアルカトラズ島を占拠した。状況を打破するため、FBI長官は、唯一アルカトラズ島を脱獄したことのあるジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)とFBIの化学者スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)を連れたSEALsを送り込む。
[古い作品でも古臭い感じが一切なくアクションは立派。軍の英雄だったテロリスト×戦闘の凡人の主人公×機密を握る元英国諜報員の脱獄囚の3人がそれぞれ個性があって良い。]

 

コマンドー(原題:Commando)
<キャスト>
ジョン・メイトリックス:アーノルド・シュワルツェネッガー
シンディ:レイ・ドーン・チョン
ジェニー・メイトリックス:アリッサ・ミラノ
フランクリン・カービー将軍:ジェームス・オルソン
アリアス元大統領:ダン・ヘダヤ
ベネット:ヴァーノン・ウェルズ
クック:ビル・デューク
サリー:デヴィッド・パトリック・ケリー
エンリケス:チャールズ・メシャック
ディアズ:ゲイリー・セルヴァンテス

精鋭部隊コマンドーの優秀な元指揮官ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は娘のジェニー・メイトリックス(アリッサ・ミラノ)と山荘で静かに暮らしていたが、ある日かつての上司であるフランクリン・カービー将軍(ジェームス・オルソン)が訪れ、コマンドーの元隊員たちが次々と殺されていることを伝え、警護を置いていったが、将軍が去った直後、山荘が襲撃される。
[シュワルツェネッガーの派手なアクションが見所。ストーリーは簡潔で観やすいけれど、ラストの決着はもっと派手でも良かった。古さは否めないだろう]

 

60セカンズ(原題:Gone in Sixty Seconds)
<キャスト>
メンフィス:ニコラス・ケイジ
スウェイ:アンジェリーナ・ジョリー
キップ:ジョヴァンニ・リビシ
オットー:ロバート・デュヴァル
ドニー:シャイ・マクブライド
スフィンクスヴィニー・ジョーンズ
アトレー:ウィル・パットン
タンブラー:スコット・カーン
ドライコフ:ティモシー・オリファント
トビー:ウィリアム・リー・スコット
フレブ:ジェームズ・デュヴァル
ミラーマン:T・J・クロス

高級車窃盗のエキスパートだったメンフィス(ニコラス・ケイジ)は、今は足を洗っていた。しかし、彼の元にかつての仲間アトレー(ウィル・パットン)がやって来て、メンフィスの弟キップ(ジョヴァンニ・リビシ)が高級車窃盗に失敗し、雇い主に殺されそうになっていることを伝えられる。
[60秒以内に盗む設定が活かされず、アクションも少ない。とはいえ全体的な完成度は悪くない。アクション面で評価が低くはなったが、観て損ということはない。]

 

甘い人生(原題:달콤한 인생)
<キャスト>
キム・ソヌ:イ・ビョンホン
カン社長:キム・ヨンチョル
ヒス:シン・ミナ

裏社会にも通じるボスであるカン社長(キム・ヨンチョル)の下でホテルのマネージャーをやっていたキム・ソヌ(イ・ビョンホン)は、出張中に愛人のヒス(シン・ミナ)が浮気をしたら相手と共に殺すか自分に電話をするよう、カン社長に頼まれる。監視中、キムはヒスの浮気を発見するが、ヒスに惚れてしまったキムは、それを見逃してしまう。
[安易な無敵設定でないところやイ・ビョンホンの演技は良かったが、アクションというよりサスペンスが強い。命がけの選択をしたのは恋のためというより復讐に近いのでは?]

 

シューテム・アップ(原題:Shoot 'Em Up)
<キャスト>
スミス:クライヴ・オーウェン
カール・ハーツ:ポール・ジアマッティ
ドンナ・キンタナ:モニカ・ベルッチ

いつものようにニンジンをかじるスミス(クライヴ・オーウェン)は、妊婦が悪党に追われているのを目撃し、妊婦を救って出産を助けるが、悪党を束ねるボスであるカール・ハーツ(ポール・ジアマッティ)の銃撃により妊婦は死んでしまう。赤ん坊を見捨てきれなかったスミスは知り合いの娼婦ドンナ・キンタナ(モニカ・ベルッチ)に赤ん坊を預けようとするが…。
[ひたすら銃撃戦をするだけのB級だが完成度が高い。好みが分かれるのは仕方がないが、そこらへんのB級映画よりはよっぽど良いはず]

 

☆アルティメットシリーズ
<キャスト>(アルティメット)
ダミアン:シリル・ラファエリ
レイト:ダヴィッド・ベル
タハ:ラルビ・ナセリ
K2:トニー・ダマリオ
ローラ:ダニー・ヴェリッシモ

<キャスト>(アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ)
ダミアン:シリル・ラファエリ
レイト:ダヴィッド・ベル
ウォルター・ガスマン:ダニエル・デュヴァル
タオ:エロディ・ユン
共和国大統領:フィリップ・トレトン

1st:アルティメット(原題:Banlieue 13, 英題:District 13)
レイト(ダヴィッド・ベル)は、重犯罪の多発するパリの危険地区バンリュー13に住む青年で、麻薬の根絶を目指していたが、麻薬を扱うタハ(ラルビ・ナセリ)一味によってローラ(ダニー・ヴェリッシモ)を捕らわれてしまう。時が経って、タハ一味によって爆弾が盗まれバンリュー13地区に持ち込まれたことがわかると、特殊部隊のダミアン(シリル・ラファエリ)は案内役としてのレイトと手を組んで事態解決するよう命じられる。
[リメイク作のフルスロットルと違うのは、本当の悪党が救われないところだろう。なので、フルスロットルにストーリー点を加点したものとなる]

2nd:アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ(原題:Banlieue 13 - Ultimatum, 英題:District 13: Ultimatum)
前回の約束が実現せず、未だ壁で囲まれたバンリュー13地区。ある日、警官射殺事件がバンリュー13地区内で発生すると、警察と住民の間で軋轢が生じ始める。麻薬密輸の濡れ衣で投獄されていたダミアンは、同じ頃、警官射殺事件の裏を感じ取っていたレイトに脱獄の助けを求める。
[前作よりもスケールが大きく、レイトとダミアンが親友としてコンビを組む点で協力プレイは増える。もっとアクションがあっても良いという意見もわかる]

 

☆ファイナル・ブラッド(原題:Kill 'Em All)
<キャスト>
フィリップ:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ホルマンピーター・ストーメア
スザンヌ:オータム・リーサー
ラドヴァン:ダニエル・バーンハード
ドゥシャン:クリス・ヴァン・ダム
サンダース:マリア・コンチータ・アロンゾ

スザンヌ(オータム・リーサー)は、CIA捜査官ホルマン(ピーター・ストーメア)に尋問を受けていた。なぜならば、彼女の勤める病院に運び込まれた負傷者たちのうちの一人であるフィリップ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を狙って、黒ずくめの男たちが襲ってきた結果、彼女だけが生き残ったからである。
[もっとストーリーを作りこんで、ありきたり感や不要な複雑さを取り除ければ、ヴァン・ダムのアクションも相まってもっと良くなるはず]

 

☆バッドガイズ!!(原題:War on Everyone)
<キャスト>
テリー・モンロー:アレクサンダー・スカルスガルド
ボブ・ボラーニョ:マイケル・ペーニャ

テリー・モンロー(アレクサンダー・スカルスガルド)とボブ・ボラーニョ(マイケル・ペーニャ)は警官でありながら、その権力を使って悪人に暴行をふるったり麻薬をくすねたりしていた。ある日、二人は現金強奪事件を嗅ぎ付けて首を突っ込むが、この事件の裏には大物が潜んでいた。
[無秩序感や二人のキャラクターは面白いが、全体的に雑さが目立つ。面白くするにはアクションのクオリティも足りないだろう]

 

エンド・オブ・ウォッチ(原題:End of Watch)
<キャスト>
ブライアン・テイラー:ジェイク・ジレンホー
マイク・ザヴァラ:マイケル・ペーニャ
ギャビー:ナタリー・マルティネス
ジャネット:アナ・ケンドリック
ビッグ・イーブル:モーリス・コンプト
ララ:ヤヒラ・"フラキス"・ガルシア

ブライアン・テイラー(ジェイク・ジレンホール)とマイク・サヴァラ(マイケル・ペーニャ)はロサンゼルス市警察のコンビ。ブライアンは常にカメラで仕事の様子を撮影しながらマイクと共に様々な事件を解決していた。そんな二人は、その活躍の最中、メキシコ系麻薬カルテルと敵対していく。
[批評家たちから高評価を受けている作品。リアリティに重きを置く傾向にあるので、派手なドンパチを期待して観る作品ではない。]

 

☆ジャンプストリートシリーズ
<キャスト>
モートン・シュミット:ジョナ・ヒル
グレッグ・ジェンコチャニング・テイタム
ディクソン警部:アイス・キューブ

1st:21ジャンプストリート(原題:21 Jump Street)
高校では住む世界が違ったモートン・シュミット(ジョナ・ヒル)とグレッグ・ジェンコ(チャニング・テイタム)は、警察学校で意気投合、親友となった。配属先でミスをして手柄を挙げ損ねた二人は、高校に潜む悪事を解決するべく、高校生として潜入捜査を命じられる。
[警察官が高校生として潜入捜査という突飛な設定だが、コメディとアクションを素晴らしく融合させている。見どころ満載]

2nd:22ジャンプストリート(原題:22 Jump Street)
高校に潜む麻薬のやり取りを一掃してみせた二人は、その後またしてもミスをし、今度は大学生として大学への潜入捜査を命じられる。
[前作と遜色ない。真相が若干弱かった気もするが、それ以外で前作よりも良い点がいくつもあるので、全く問題ない]

洋画アクション レビュー集5 ザ・レイドやトリプルXなどオススメ作品多数

こんにちは、湊柚子です。

 

別ブログに書いていたレビューをほぼそのまま貼り付けたものです。点数は削除しています(絶対評価相対評価も上手くいかなかったため)。
個人的に気に入った作品の一部レビューは、別記事で書いていく予定です。

オススメ作品には[オススメ]とつけてあります。

 

☆スリーデイズ(原題:The Next Three Days)
<キャスト>
ジョン・ブレナン:ラッセル・クロウ
ララ・ブレナン:エリザベス・バンクス
ルーク・ブレナン:タイ・シンプキンス
ニコール:オリヴィア・ワイルド
ジョージ・ブレナン:ブライアン・デネヒー
グレース・ブレナン:ヘレン・ケアリー
ナブルシ警部補:レニー・ジェームズ
クイン刑事:ジェイソン・ベギー
コレロ刑事:アイシャ・ハインズ
ハリス巡査部長:アラン・スティー
マイヤー・フィスク弁護士:ダニエル・スターン
ムース:RZA
デヴィッド:ジョナサン・タッカー
デイモン・ペニントン:リーアム・ニーソン

大学教授のジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)は妻と子と共に幸せに暮らしていたが、ある日妻のララ・ブレナン(エリザベス・バンクス)が殺人容疑で逮捕されてしまう。逮捕から3年、ジョンは妻の無実をなかなか証明できずにいた。結果、殺人罪は確定し、ララは自殺未遂を起こした。そんな状況で、ついにジョンはララを脱獄させることを決断する。
[ラッセル演じる父親の倫理観を抑圧して家族を守ることに徹する姿は心打たれる。元軍人などではない、一般人が脱獄からの逃亡を計画するという先の読めなさ]

 

ドルフ・ラングレン ガーディアン(原題:Direct Contact)
<キャスト>
マイケル・リギンス:ドルフ・ラングレン
クライヴ・コネリー:マイケル・パレ
アナ・ゲイル:ジーナ・メイ

マイケル・リギンス(ドルフ・ラングレン)は武器密輸の罪で投獄された元海兵隊員だったが、ある日クライヴ・コネリー(マイケル・パレ)と名乗る男に、自由の身と報酬を与える代わりにアナ・ゲイル(ジーナ・メイ)という女性の救出をするよう依頼される。
[ドルフの動きの緩慢さやカメラワーク、ストーリーは低予算のB級映画ということでご愛嬌。アクションは派手で○。ドルフに魅力を感じる人なら楽しめる]

 

☆レイジング・コップス(原題:Ambushed)
<キャスト>
マクスウェル:ドルフ・ラングレン
ヴィンセント・カマストラ:ヴィニー・ジョーンズ
ライリー刑事:ランディ・クートゥア
フランク:ダニエル・ボンジュール
エディ:ジャンニ・カッパルディ

仲売人フランク(ダニエル・ボンジュール)は上を目指すために、相棒のエディ(ジャンニ・カッパルディ)と共に、他の仲売人を脅したり殺したりするなどして麻薬を得るようになっていた。そんな中でフランクたちが起こした殺人の現場を捜査していたライリー(ランディ・クートゥア)を、DEAのマクスウェル(ドルフ・ラングレン)は疑いの目で見ていた。
[ドルフを始め3人の俳優の名前が推されているが、多く出るのはそれ以外の俳優。アクションはほとんどない、ストーリーも退屈]

 

☆ザ・タウン(原題:The Town)
<キャスト>
ダグ・マクレイ:ベン・アフレック
クレア・キージーレベッカ・ホール
アダム・フローリーFBI捜査官演:ジョン・ハム
ジェームズ・“ジェム”・コフリン:ジェレミー・レナー
クリスタ・コフリン:ブレイク・ライヴリー
アルバート・“グロンジー”・マグローン:スレイン
デズモンド・“デズ”・エルデン:オーウェン・バーク
ファーガス・“ファーギー”・コルム:ピート・ポスルスウェイト

アメリカのどこよりも犯罪が多発するチャールズタウンで、ダグ・マクレイ(ベン・アフレック)は強盗稼業をやめたいと思っていた。ある日、彼の率いる強盗グループは綿密な計画の元でクレア・キージー(レベッカ・ホール)が支店長を務める銀行を襲うが、彼女を予定外の人質として取ってしまう。後に彼女がチャールズタウンに住んでいるとわかると、仲間のジェームズ・コフリン(ジェレミー・レナー)が口封じを提案するのを抑えて、彼女を監視し始める。
[基本的には主人公の葛藤を中心に、ストーリーが巧く組み立てられている。アクションを欲していた時に見たので点は低めだが、一般からの評価が高いことに違和感はない]

 

G.I.ジョーシリーズ
<キャスト>(G.I.ジョー)
デューク:チャニング・テイタム
スカーレット:レイチェル・ニコルズ
リップコード:マーロン・ウェイアンズ
スネークアイズ:レイ・パーク
ヘビーデューティアドウェール・アキノエ=アグバエ
ブレーカー:サイード・タグマウイ
カバーガール:カロリナ・クルコヴァ
ストーン:ブレンダン・フレイザー
ホーク:デニス・クエイド
コブラデストロ:クリストファー・エクルストン
コブラコマンダー:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
バロネス:シエナ・ミラー
ストームシャドー:イ・ビョンホン
ザルタン:アーノルド・ヴォスルー
Dr.マインドベンダー:ケヴィン・J・オコナー
アメリカ合衆国大統領ジョナサン・プライス

<キャスト>(G.I.ジョー バック2リベンジ)
ロードブロック:ドウェイン・ジョンソン
レディ・ジェイ:エイドリアンヌ・パリッキ
フリント:D.J. コトローナ
スネークアイズ:レイ・パーク
ジンクス:エロディ・ユン
ジョー・コルトン司令官:ブルース・ウィリス
デューク:チャニング・テイタム
コブラコマンダー:ルーク・ブレイシー
ストームシャドー:イ・ビョンホン
ファイヤーフライレイ・スティーヴンソン
ザルタン:アーノルド・ヴォスルー
アメリカ合衆国大統領ジョナサン・プライス

1st:G.I.ジョー(原題:G.I. Joe: The Rise of Cobra)
あらゆるものを破壊できる力を持つ治療薬ナノマイトが、武器商人デストロ(クリストファー・エクルストン)によって悪の組織コブラのもとへ渡ってしまった。これを悪用されるのを防ぐためにアメリカ政府が送り込んだのは、デューク(チャニング・テイタム)らが参加するエキスパート集団G.I.ジョーであった。
[どちらかというとSFチックな映画。普通のB級映画に見飽きたら観てみると良いかもしれない]

2nd:G.I.ジョー バック2リベンジ(原題:G.I. Joe: Retaliation)
G.I.ジョーは新メンバーのロードブロック(ドウェイン・ジョンソン)、レディ・ジェイ(エイドリアンヌ・パリッキ)、フリント(D.J.コトローナ)を加え、パキスタンにて極秘任務に臨んでいた。しかし、アメリカ合衆国大統領に変装したザルタンによってG.I.ジョーは濡れ衣を着せられ、さらにはG.I.ジョー本部も壊滅させられてしまう。更にコブラコマンダーは戦死したと思われていたストームシャドー(イ・ビョンホン)と新メンバーのファイヤーフライ(レイ・スティーヴンソン)によって刑務所から脱獄する。
[前作とは関連しているが、基本的には別物のようである。ストーリーはかなり無茶があるように見えるが、特に不満のあるところはない]

 

ザ・レイドシリーズ [オススメ]
<キャスト>
ラマ:イコ・ウワイス

1st:ザ・レイド(原題:The Raid)
ラマ(イコ・ウワイス)は新米SWAT隊員であり、妊娠している妻がいる身であった。ラマの所属するSWAT部隊は麻薬王の支配する高層ビルに強制捜査に入るも、ギャングたちの反撃を受け、壊滅状態になる。
[低予算映画とは思えないクオリティ。とにかくアクションに注目してほしい作品。舞台が狭いのは長所でもあり短所でもある]

2nd:ザ・レイド GOKUDO(原題:The Raid 2: Berandal)
ラマは汚職警官を即座に殺してしまう特殊部隊への入隊を拒んでいたが、前作で兄と判明したアンディ(ドニー・アラムシャー)がベジョ(アレックス・アッバド)という新興ギャングのボスに殺害されたことを知り入隊、ベジョの組織と対立するバングン(ティオ・パクソデウー)の組織に潜入する。
[前作よりスケールが大きくなり、潜入捜査という新たな緊張感も生まれた。アクションも更に幅広くなり、満足度高い。ただしパッケージ詐欺はあり、日本人アクションは無し]

 

アメリカン・スナイパー(原題:American Sniper)
<キャスト>
クリス・カイル:ブラッドリー・クーパー
タヤ・カイル:シエナ・ミラー
コルトン・カイル:マックス・チャールズ

クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)は厳格な父親に育てられ、愛国心から特殊部隊シールズに入隊、恋人のタヤ(シエナ・ミラー)と共に幸せに暮らしていたが、9.11を機にイラクへ派遣され、その中でスナイパーとしての才能を開花させる。
[あくまでアクション映画としての評価。完成度は高い。伝説のスナイパーの実話だが、凄まじい緊張感が伝わり、主人公の心が蝕まれていく姿はなんとも言い難い]

 

☆Mr.&Mrs.スミス(原題:Mr. & Mrs. Smith) [オススメ]
<キャスト>
ジョン・スミス:ブラッド・ピット
ジェーン・スミス:アンジェリーナ・ジョリー

ジョン・スミス(ブラッド・ピット)とジェーン・スミス(アンジェリーナ・ジョリー)は、互いの隠し事のせいで、夫婦のあり方を点検してもらおうとカウンセリングに来るようなよくある夫婦であるが、その隠し事は二人が共に暗殺者であるということであった。暗殺者であるとバレたら相手を殺さねばならないというルールの下で、二人はある日互いの正体を知ってしまう。
[美男美女の競演だけでも熱いものだが、ストーリーは飽くことなき展開の連続、アクションも見ごたえたっぷり。次作を観たかった]

 

SPY TIME -スパイ・タイム-(原題:Anacleto: agente secreto) [オススメ]
<キャスト>
アナクレト:イマノル・アリアス
アドルフォ:キム・グティエレス
バスケス:カルロス・アレセス
カティア:アレクサンドラ・ヒメネス

アナクレト(イマノル・アリアス)は極悪ギャングのバスケス(カルロス・アレセス)を護送中に襲撃され、バスケスに逃げられてしまう。バスケスは長い間投獄された恨みから、アナクレトの息子アドルフォ(キム・グティエレス)を狙うと宣言した。
[全体的にユルめなアクションコメディであるが、何とも憎めない作品。面白いことは面白いので、見て損はない。メリハリは欲しかったが]

 

☆Mr.&Mrs.スパイ(原題:Keeping Up with the Joneses)
<キャスト>
ジェフ・ギャフニー:ザック・ガリフィアナキス
カレン・ギャフニー:アイラ・フィッシャー
ティム・ジョーンズ:ジョン・ハム
ナタリー・ジョーンズ:ガル・ガドット

ギャフニー夫妻は極めて平凡な夫婦であったが、そんな彼らの隣にジョーンズ夫妻が引っ越してくる。ジョーンズ夫妻は何から何まで完璧で、そんな夫婦がなぜこんなところに引っ越してきたのかとカレン・ギャフニー(アイラ・フィッシャー)は疑い、探りを入れ始める。
[スパイ夫婦と一般人夫婦の対比と関わりという構造だけで魅力的だが、アクションもコメディもいかにもそれらしい様子。ただ、映画にありがちなスパイほど無敵感はない]

 

トリプルXシリーズ [オススメ]
<キャスト>(トリプルX)
ザンダー・ケイジ:ヴィン・ディーゼル
エレーナ:アーシア・アルジェント
ヨーギ:マートン・チョーカシュ
オーガスタス・ギボンズサミュエル・L・ジャクソン

<キャスト>(トリプルX ネクスト・レベル)
ダリアス・ストーン:アイス・キューブ
オーガスタス・ギボンズサミュエル・L・ジャクソン
ジョージ・デッカート:ウィレム・デフォー
カイル・クリストファー・スティール:スコット・スピードマン
ジェームズ・サンフォード:ピーター・ストラウス

<キャスト>(トリプルX:再起動)
ザンダー・ケイジ:ヴィン・ディーゼル
ジャン:ドニー・イェン
セレーナ・アンガー:ディーピカー・パードゥコーン
ニックス:クリス・ウー
アデル・ウルフ:ルビー・ローズ
タロン:トニー・ジャー
ベッキー・クリアリッジ:ニーナ・ドブレフ
テニソン・トーチ:ロリー・マッキャン
ジェーン・マルケ:トニ・コレット

1st:トリプルX(原題:xXx)
ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)はエクストリームスポーツのエキスパートであったが、その腕を見込まれて、NSA工作員オーガスタス・ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)に犯罪行為を見逃す代わりにエージェントになるよう言われ、犯罪組織アナーキー99の潜入捜査を行う。
[ヴィン・ディーゼルの良さが活かされている作品。アナログなのは時代のせいかもしれないが、下手にCG感満載の作品よりもよっぽど見ごたえがある]

2nd:トリプルX ネクスト・レベル(原題:xXx: State of the Union)
ある日襲撃を受けてエージェントを殺害されたギボンズは、服役中のかつての部下ダリアス・ストーン(アイス・キューブ)を新たにエージェントとして、事件の捜査を命じる。しかしその後、国防長官ジョージ・デッカート(ウィレム・デフォー)の陰謀で、ギボンズは葬られ、ダリアスは参謀会議副議長の殺害の濡れ衣を着せられる。
[主演が変わって設定の無理があったという点で一般には低評価だが、人気作品ゆえの評価だと感じる。悪が成敗されていく様子は前作と同じくらいスカッとする]

3rd:トリプルX:再起動(原題:xXx: Return of Xander Cage)
宇宙のあらゆる人工衛星を意のままに落下させることのできる「パンドラの箱」が奪われた事件を受け、CIAのジェーン・マルケ(トニ・コレット)は死んだことになっている伝説のトリプルXザンダーを呼び寄せる。
[人数が増えたが、ゴチャつくこともなく、特にルビー・ローズなどは魅力たっぷりだった。やや設定がわかりにくかったが、そんなことも最終的にはどうでもよくなる]

 

アウトバーン・コップシリーズ
<キャスト>
ゼミル・ゲーカン:エルドゥアン・アタライ
トム・クラニッヒ:レネ・シュタインケ
ベン・イェーガー:トム・ベック

無法捜査線(日本独自の区切りで、原題なし)
[ドイツ映画は滅多に観ないが、ドラマにしてはずいぶんと映画向きなアクションやストーリー。評価は無視して観てみる価値あり]

東京クライシス(日本独自の区切りで、原題なし)
[テロリストを相手に相変わらずの奮闘っぷり。展開が早く、見ごたえは良い]

レッド・ゾーン(日本独自の区切りで、原題なし)
[このシリーズの中では特にカーアクションを観てもらいたい部分。面白さは相変わらず]

レッド・ゾーン2(日本独自の区切りで、原題なし)
[今まで以上にコメディ的要素あり。クオリティも決して悪くない]

 

☆ハード・ソルジャー 炎の奪還(原題:6 Bullets)
<キャスト>
サムソン・ゴール:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
アンドリュー・フェイデン:ジョー・フラニガン
モニカ・フェイデン:アンナ=ルイーズ・プロウマン
ベッキー・フェイデン:シャーロット・ボーマント

闇の仕事人で元傭兵のサムソン・ゴール(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、あるミッションで少女たちを巻き添えにしてしまい、今は仕事をやめていた。そんな彼の元に、人身売買組織に娘をさらわれたという夫妻が現れる。
[他でも指摘の通り、所々安っぽさはあるのだが、ヴァンダムのカッコよさを楽しめるし、要所のストーリーは悪くない]

 

ヒットマン(原題:Hitman)
<キャスト>
エージェント47:ティモシー・オリファント
ニカ:オルガ・キュリレンコ
マイケル・ウィッティア:ダグレイ・スコット
ユーリー・マクロフ:ロバート・ネッパー
ミハイル・ベリコフ:ウルリク・トムセン
ウードレ・ベリコフ:ヘンリー・イアン・キュージック
エージェント・スミス:ジェームズ・フォークナー
ジェンキンズ:マイケル・オフェイ

国外追放された僧侶らによる闇の組織が作り出した完全無欠のエージェント47(ティモシー・オリファント)は、プライドと金のために任務を遂行していったが、ロシア大統領ミハイル・ベリコフ(ウルリク・トムセン)の暗殺に失敗した。失敗したとは到底思えない47は任務自体に疑問を抱く。

[リブート作品(ヒットマン:エージェント47)よりも人間味ある主人公。ストーリーはよくある真相とも言えるが、個人的にはこういう冷静なヒットマンは好み]

 

☆クーデター(原題:No Escape)
<キャスト>
ジャック・ドワイヤー:オーウェン・ウィルソン
アニー・ドワイヤー:レイク・ベル
ルーシー・ドワイヤー:スターリング・ジェリンズ
ビーズ・ドワイヤー:クレア・ギア
ハモンドピアース・ブロスナン
ケニー・ロジャース:サハジャック・ブーンタナキット

ジャック・ドワイヤー(オーウェン・ウィルソン)は支援事業のために、家族を連れて東南アジア某国に来ていた。しかし、ドワイヤー一家は政府と欧米外国人を標的としたクーデターに巻き込まれることになる。
[アクションというよりスリラー要素が強いが、平凡な男が家族を守るために厳しい決断を何度も強いられながら活躍する姿は視聴者を退屈させない]